2011夏期学校給食学習会「震災・津波・原発事故後の学校給食を考える」
2011夏期学校給食学習会「震災・津波・原発事故後の学校給食を考える」
◆はじめに
3月11日の東日本大震災と津波は、一瞬にして多くの人命を奪い、それまでの生活基盤や地域社会を押し流しました。福島原発事故は、計り知れない放射性物質をまき散らし、いまだ終息のめども立たない状態が続いています。
私たちはこれまで、安全でおいしく楽しい学校給食と食教育の充実を求め学習を重ね、自校単独直営・自校献立・購入による学校給食、安全性が確認できる身近な食材を使う手作り給食、有機農産物の使用、合成洗剤・環境ホルモン物質・プランチック食器・遺伝子組み換え食品・放射線照射食品などの追放運動に取り組んできました。しかし、大震災と原発事故は、私たちの長年の取り組みに対しても、破壊的な影響を与えています。
「私たちは大震災と原発事故後の子どもたちの食のあり方・学校給食のあり方をどう考え、どう行動したらよいのか」が今年の夏期学校給食学習会の最大の課題ではないでしょうか。
一日目は原発の問題点、放射性物質が人間や自然界に及ぼす影響、脱原発に向けたエネルギー問題について学習します。二日目は震災被災地への支援活動や原発事故現場の報告、農業生産者が直面する現状などをお聞きし、これからの社会と学校給食のあり方について意見交換をします。多くの皆様のご参加をお願いし、ご案内申し上げます。
◆とき 7月25日(月)・26日(火)
◆ところ 科学技術館地下2階サイエンスホール
東京メトロ東西線竹橋出口1より徒歩5分
102-0091東京都千代田区北の丸公園2-1
◆参加費
2日間:6,000円 / 1日間:4,000円 (資料代込み)
※資料代のみ:1,500円
◆主催 全国学校給食を考える会 東京都学校給食栄養士協議会
協賛 日本教職員組合
◆スケジュール予定
7月25日(月)
9:45~16:30 (9:15 受付開始)
「福島原発事故で何が起きたのか」 伴英幸さん(原子力資料情報室共同代表)
映画「故郷のために ギートルさんたたかう」
核の再処理工場建設に反対するギートルさんのドキュメンタリー映画
「脱原発に向けて社会を変革する」田中優さん(未来バンク理事長)
7月26日(火)
9:15~16:30 (9:00 受付開始)
「原発・放射能の基礎知識」天笠啓祐さん(市民バイオテクノロジー情報室代表)
「放射線が身体に与える影響について」里見宏さん(健康情報研究センター代表)
「東日本大震災・原発事故の現場から」
宝塚市の炊き出し報告、震災被害地の現状、原発事故の現地報告を8人の方にお願いしてあります。
意見交換会
◆参加・宿泊の申し込み
事前参加申し込みのご協力をお願いします。
参加費、宿泊費、すべて別紙の申し込み用紙にてお願いいたします。
JTBまでFAXでお願いします→FAX:045-316-5701
TEL:045-316-4602 (担当:成重・枝・黒須)
申し込みの締め切りは、7月13日(水)です。
2011夏期学校給食学習会チラシ(PDF)
学習会申込書(PDF)
学習会申込書ワード版(doc)
◆問い合わせ・連絡先
※参加・宿泊申し込みについて→JTB(上記)
※内容などについて→全国学校給食を考える会
TEL:03-3402-8902 FAX:03-3402-5590
担当:牛島、前川
[ 11/07/04 集会案内 ]