2017年9月の短針
●福岡県直方市、中学校弁当併用デリバリー給食
福岡県直方市は、2017年9月より、中学校の学校給食について、家庭弁当併用のデリバリー方式で開始する。1日単位の事前予約制で弁当箱方式だが汁物がつく。献立は教育委員会の管理栄養士が作成、食材も教育委員会が調達するとしている。箸、スプーンも用意される。
予約は、インターネットとマークシート方式の併用、インターネット予約は1週間前まで変更可能であるが、マークシート方式は前月15日までに1カ月分を予約。1食300円(牛乳含む)。
弁当持参の場合、牛乳のみの予約も可能となり、牛乳も実質上選択制となっている。
アレルギー対応は特別には行わず、表示や、ナッツ類、そば、キウイを使用しないなどの対応と特定原材料の表示を行うこととなっている。
直方市の中学校給食
http://www.city.nogata.fukuoka.jp/kyoikubunka/_1214/_2003/_2466/_4252.html
●川崎市、中学校給食15000食の南部センター完成
川崎市が進めている中学校給食実施について、3つの大規模学校給食センターがPFI方式で準備されているが、南部学校給食センターが完成し、9月より22中学校での中学校給食がはじまる。食数規模は15000食。
なお川崎市では先行して、1月より2中学校が自校方式、1中学校が小学校との親子方式での学校給食を開始している。いずれも調理は委託。
学校給食センターの整備等事業(PFI)について
http://www.city.kawasaki.jp/880/category/9-11-4-0-0-0-0-0-0-0.html
●佐賀県多久市、センターで児童が調理体験
佐賀県多久市学校給食センターは、1997年から財団法人として現在は2000食の小中学校給食を実施。夏休み中には、児童を募り、センターでの調理体験などを実施している。なおセンターで米飯炊飯を行い、食器は有田焼の強化磁器。
多久市学校給食センター
http://www.taku-kyusyoku.or.jp/
●佐賀県太良町、新給食センター完成
佐賀県太良町は、学校給食センターの建替えを行っており、このほど完成、2017年9月より新センターが稼働する。小中学校焼く780食。
同町は、小中学校の給食費完全無償化を実施しており、また、「たら産うまかもん給食支援事業」でのステーキ提供などで話題となっている。
太良町学校給食センター
http://www.town.tara.lg.jp/unit/_1862.html
太良町観光情報(FB)
https://www.facebook.com/tara.kikaku.kankou/posts/1556299037765747