学校給食ニュース
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「放射能汚染と学校給食」(岩波ブックレット)

「放射能汚染と学校給食」岩波ブックレット・牧下圭貴著

岩波ブックレットより「放射能汚染と学校給食」が刊行されました。

本表紙2011年3月の東日本大震災とその後の東京電力福島第一原子力発電所事故によって、学校給食は大きな影響を受けました。大震災への対応は、当初の被災や生産・物流の混乱を乗り越えていくことができましたが、原発事故は、放射能汚染による食の不安という大きな問題をつきつけました。食育の大切さ、地場産給食をすすめてきた学校給食は、安全の確保、信頼の回復が最優先となり、食育は安全、安心があってのものであることを改めて感じています。
原発事故が起きてから2年が経ち、様々な取り組みもはじまっていますが、放射能汚染そのものは、数十年にわたって、世代を超えて取り組まなければならない課題です。
まだ2年ではありますが、この間の取り組みを一度整理し、まとめ、これからどうしたらよいのかをみんなで考えて行動する時期に来ていると思います。
そこで、学校給食の現状、原発事故と放射性物質の基礎知識、食品の放射性物質測定の方法、各地の学校給食の測定の現状と今後に向けた提言をまとめました。福島県や長野県の栄養士さんや、測定を実際に行っている給食調理員さん、西日本でいち早く学校給食専用に測定器を導入した兵庫県宝塚市市長の中川智子市長、世田谷子ども守る会の保護者の方などのご協力を得て事例を多く入れました。

ぜひ、多くの保護者、学校関係者、学校給食関係者や生産者、食の生産・流通に携わる方に読んでいただきたいと思います。お求めは、書店、ネット書店等でお願いします。
勉強会等での10冊以上のまとめ買いの場合には、deskあっとgakkyu-news.net(牧下圭貴)までご連絡ください。「あっと」を@に入れ替えてメールを送ってください。
 
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著者:牧下圭貴 岩波ブックレット 80ページ
630円(600円+税) 発行2013年6月4日

牧下圭貴(まきしたけいき) 学校給食ニュース編集責任者、生産者と消費者をつなぐ測定ネットワーク事務局長、農と食の環境フォーラム代表、提携米研究会事務局長、東京農業大学学術研究員

既刊 「学校給食-食育の期待と食の不安のはざまで」(岩波ブックレット 2009)、「今、日本の米に何が起きているのか」(岩波ブックレット 2008 共著)

[ 13/05/20 おしらせ ]


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