つくば市、センター整備計画を3センター方式へ修正
●つくば市、センター整備計画を3センター方式へ修正
2010年11月、
つくば市立学校給食センター整備基本計画を発表した。
必要数を26000食(平成35年度、2023年度)と設定。
既設の筑波学校給食センターは現在の2500食規模施設を2000食規模として改修。
残り24000食分について、(新)豊里学校給食センター8500食、(新)谷田部学校給食センター12000食、茎崎学校給食センター
(既設)3500食との方針を打ち出した。
このうち、12000食のセンターについては、
「衛生管理には最大の注意を払ってまいりますが,12,000食を1ライン1献立で調理すると万一,食中毒等が発生した場合,
児童生徒に大きな被害が発生するのではないかという不安があります。また,1献立では同じ食材の量が非常に多くなり,
1回の給食にこれだけの食材を集めることは大変難しくなります。
そこで,考えられる方法としては,例えば4,000食の3ライン3献立,あるいは3,000食の4ライン4献立等と,
複数のラインと献立を設け,ラインごとに調理員チームを固定したり,食材も献立ごとに購入し他のラインと共有しないようにするなどして,
食中毒等発生のリスクを徹底して押さえてまいります。
また別の方法として,6,000食規模のセンターを2棟,別棟として建てる案なども考えられます」として、
同一施設複数ラインや別棟方式も検討するとしている。
建設、運営についてはPFIも含めた検討となる。
つくば市立学校給食センター整備基本計画
http://www.city.tsukuba.ibaraki.jp/855/3409/006624.html
●茨城県つくば市、12000食規模給食センター2施設計画(2010年3月4日の記事)
茨城県つくば市は、現在の6つの学校給食センターを3センターに集約、新たに2センターを整備する方針を立てた。
2センターとも12000食規模で調理としては4000食×3献立とする方針。
これは、2010年2月に発表した「つくば市立学校給食センター整備基本計画(案)」によるもので、
3月1日までパブリックコメントを受け付けていた。
それによると、現在、6カ所の学校給食センターがあり、老朽化した5センターについての整備を検討。この5センターは、1800食、
2000食、3500食、6500食、7000食規模である。
継続利用が決まっている筑波学校給食センターは、2500食。
つくば市は、小学校37校、中学校14校、幼稚園17園。
12000食規模を4000食×3献立として、「食中毒のリスク管理では現在と同等以上の安全管理が可能」としている。
整備は、DBO方式やPFI方式なども検討するとしている。
なお、現在のつくば市のアレルギー対応は、すべての給食を中止、牛乳のみ中止、牛乳以外中止としており、除去食等の対応は行っていない。
今後検討するとしている。
つくば市
http://www.city.tsukuba.ibaraki.jp/
つくば市立学校給食センター整備基本計画(案)
http://www.city.tsukuba.ibaraki.jp/855/4956/006624.html
[ 11/01/23 施設設備 ]