学校給食ニュース
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香川県高松市、3000~6000食センター化へ

香川県高松市は、2012年12月から2013年1月にかけて「高松市学校給食調理場整備指針(案)」のパブリックコメントを行ない、9人から19件の意見の提出があった。
 高松市では、2008年9月に、7000食の高松市朝日新町学校給食センターを設置し、10小中学校に配食している。2006年にこの方針が示された際、保護者らが自校方式を求めて署名活動等を行っている。
 今回の「整備指針(案)」は、この朝日新町学校給食センター以外が完全なドライシステムではなく、老朽化しているとして、再整備の方針を示すものである。それによると、現在、高松市は単独校方式が18校、親子方式が27校、センター方式が6施設25校、最大39,000食である。親子、センター方式の受配校は5km15分以内をめやすとされている。7割の施設が30年超、50年超の施設もある。経費、用地確保、地場産利用や衛生面、設備面でのトラブル時の影響等をふまえ、最大実食数3000~6000食をセンター整備の食数としている。また、アレルギー対応、災害時の活用なども視点としており、児童生徒の増加や老朽化状況から整備をすすめるとした。
 パブリックコメントでは、単独校方式の継続、1500~2000食、2000食~3000食の小規模センターを望む声が多かったが、高松市としては「整備する場合,整備・運営の長期的な経費やトラブル時の影響,地場産物の利用等を考慮し、3000~6000食」のセンターを整備していく基本方針を変えていない。
 また、「整備指針(案)」では調理の外部委託等については触れられていない。
 なお、第五次高松市総合計画高松市まちづくり戦略計画(2013年3月)によると、新設第二学校給食センター(仮称)を2016年整備完了予定ですすめている。
高松市 高松市学校給食調理場整備指針(案)についてのパブリックコメント(意見募集)実施結果
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/20251.html
学校給食ニュース(2006年2月7日) 投稿 香川県高松市の給食センター問題に署名活動を行っています。
http://gakkyu-news.net/jp/070/079/post_179.html

[ 14/01/31 施設設備 ]


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