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香川県宇多津町、PFIセンターで食材購入も

http://town.utazu.kagawa.jp/ (香川県宇多津町)http://town.utazu.kagawa.jp/kyushiyoku/kyushiyokuzigyou.htmlによると、 香川県宇多津町は2005年9月30日、PFI法に基づき、学校給食センターの移転新築整備事業を行う方針を発表した。 PFI方式で民間業者が、設計建設から調理、衛生管理までをおこなう。また、食材の調達も業者がおこなう。町は、献立作成、給食費徴収、 食数の調整を担当する。
BTO方式で、完工後の所有は町、運営は業者となる。2007年4月より運用を予定している。なお、現在のセンターと同様、2保育所、 1幼稚園、2小学校、1中学校に給食を供給する。現在は、直営センターでウエット方式。約2100食を供給。
(05.10.20)

香川県宇多津町の学校給食センター整備について、06年2月23日、四国電力を中心とする特別目的会社「株式会社宇多津給食サービス」 が設立され、宇多津町との間で28日に仮事業契約を結んだ。出資者の中で調理受託企業とみられる(株)メフォスが10%の出資をしている。 平成19年4月(2007年4月)より学校給食調理を開始する予定。

宇多津町のPFI委託で最大の特徴は、食材購入を特別目的会社の業務範囲に入れたことである。献立作成は宇多津町が行うが、食材業者の選定、 食材の選定、購入は特別目的会社の業務範囲となる。
要求水準書では、衛生上の信用性から「あらかじめ、食品納入予定業者一覧表等を作成しておくこと」、小中学校のパンについては「(財) 香川県学校給食会から購入すること」、また、地域経済の観点から「可能な限り町内事業者を考慮」することが求められているほか、 食材については、一般的な「過度に加工したものは避け」る、不要な食品添加物は避けるなどのほか、地産地消の観点から、「可能な限り、 町内産品及び県内産品を選定する」ことなどを求めている。
食材費については、会計を運営経費等とは別に求められ、収支の報告が町に求められるが、その運用については、 「食材調達に係る支出が収入を上回る場合においては、その差額は事業者の負担とし、支出が収入を下回る場合においては、 その差額は次年度の食材費の一部として取り扱うものとする」とされている。
調理については、衛生面等一般的な要求のほかは、アレルギー対応のみが要求水準書に明記されている。
「町の指示に基づき、アレルギー対応食を特別食調理室において最大100 食/日まで調理すること。除去対象食材は、乳製品(牛乳を含む)・ 卵・小麦・鶏肉・甲殻類・魚類・緑黄色野菜・果物とする。通常食の食材や配缶作業の動線に留意すること。 アレルギー対応食専用のランチジャー等により、配缶すること」となり、その他の特別食等の指示はない。(06.03.22)

香川県宇多津町
http://town.utazu.kagawa.jp/

四国電力株式会社
http://www.yonden.co.jp/

特別目的会社「株式会社宇多津給食サービス」の設立について
http://www.yonden.co.jp/press/re0602/j0ypr011.htm

[ 06/03/22 施設設備 ]


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