山形市、22000食の給食センターをPFIで
■山形市学校給食センター完成、1日22000食(2009年5月3日追記)
新しい山形市学校給食センターが3月31日竣工し、4月より稼働を開始した。設計、建設等はPFIで行い、調理等は直営となる。
小学校37校、中学校18校、合計52校、配食数22000食の日本最大の学校給食センターである。
山形市、学校給食センター
http://www.city.yamagata.yamagata.jp/f/gyousei/kakuka/16_8_kyusyoku.html
山形市学校給食センター新築工事(建設JVの記録)
http://www.yamagatakensetsu.co.jp/genba/pfi_k/pfi_kyu.html
山形市、22000食の給食センターをPFIで
■2007/04/10 追記
山形市は、老朽化した学校給食センターをPFI(BTO方式)で整備し、運用する。1日の最大食数を22000食とし、
11000食規模の2棟あるいは3棟分割の提案を受け入れる。
山形市は、献立、食材、配膳等は行う。なお、米飯、パン、牛乳は、山形県学校給食会の直接搬入事業とされている。
学校給食センター整備運営事業入札説明書等の公表
http://www.city.yamagata.yamagata.jp/view.php?g=710100&s=710100004&n=7
(ここに入札に関する必要な要求水準書の最新版などがあります)
27小学校、15中学校が対象。
アレルギー対応は、最大1日200食程度として、卵、乳製品の除去・代替(卵のみ、乳製品のみ、卵と乳製品)を行うとしている。
特別メニューは、従来の小学校6年、中学校3年のバイキング給食に替わるものを事業者から提案を受ける。ただし、 実施回数は年間最大52回、食数も年間最大5000食に限定し、1日上限を最大2校、300食程度と規定している。
試食会についても、回数を年間最大150回、1日合計200食程度と規定している。
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■2007/01/23 追記
山形市、学校給食センターのPFIによる運営事業実施方針と要求水準書案を公開中
運営事業実施方針は、2006年12月22日策定。要求水準書案も、同日付のものが公開されている。
老朽化した1日22000食を調理する給食センターをPFI方式により建設、運営する。提供食数は、22000食だが、
事業者からの提案としては、11000食の2施設、または、3施設提案も受け入れるとしている。BTO方式で、調理業務も行う。山形市は、
献立、食材、配膳等は行う。なお、米飯、パン、牛乳は、山形県学校給食会の直接搬入事業とされている。
要求水準書によると、アレルギー対応食の調理責任者の配置を求めており、アレルギー対応は、卵、乳製品および卵と乳製品の除去食である。
また、HACCP対応、ドライシステムである。献立は、小学校2種、中学校1種×2の1日6パターンとなる。
山形県山形市
http://www.city.yamagata.yamagata.jp/
◆学校給食センター整備運営事業実施方針及び要求水準書(案)の公表(2007年1月16日ベース)
http://www.city.yamagata.yamagata.jp/view.php?g=710100&s=710100004&n=1
(2007/01/23の記事)
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■2006/03/22
山形市は給食センターの老朽化に伴う移築整備を計画しており、PFIによる建設整備に向けた調査等を行っている。平成16年度には、
PFI導入に向けた調査費用が国から交付されている。
建設通信新聞06年2月27日付によると、「当初は施設をしない数カ所に分散配置し、段階的に整備する予定」を「集約整備」
する方針に変更したという。
内閣府PFIのページ
http://www8.cao.go.jp/pfi/
平成16年度民間資金等活用事業調査費補助金の交付決定先(平成17年1月25日現在)
http://www8.cao.go.jp/pfi/170125hojokofuketteisaki.pdf
(2006/03/22 の記事)
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[ 09/05/04 施設設備 ]