宮城県大崎市、センター計画
大崎市は、2008年6月に学校給食基本構想を決定した。また、学校給食基本計画素案を08年9月に公表、
パブリックコメントを行った。それによると、現在2センター、31自校方式(一部補食方式)で実施しているが、今後、
主にセンター方式への統一を目指すとしている。合わせて調理の民間委託化、パート化もすすめる。
学校給食基本構想(08年6月)
http://www.city.osaki.miyagi.jp/annai/plan/download/gakko_kyushoku_kihon_koso.pdf
大崎市学校給食基本計画(素案)(08年9月現在)
http://www.city.osaki.miyagi.jp/day/download/kyushoku_kihonkeikaku.pdf
「大崎市学校給食基本計画(素案)」 に対するパブリックコメントの実施結果について
http://www.city.osaki.miyagi.jp/annai/public/download/gakko_kyushoku_kihonkeikaku_soan.pdf
■08年2月28日の記事
宮城県大崎市は、平成20年度施政方針で、(仮称)大崎南学校給食センターは10月に建設開始、平成21年(2009年)
7月に竣工を目指すとした。また、学校給食の基本構想、基本計画は、センター方式を時期に、9月に基本計画の答申を受けるとしている。
大崎市平成20年度施政方針
http://www.city.osaki.miyagi.jp/annai/mayor/shiseihoushin/02.html
■2007年10月24日の記事
大崎市HP、河北新報07年10月5日付等によると、2006年3月に新設合併して誕生した宮城県大崎市では、
学校給食センター整備をめぐり混乱が起きていた。
大崎市は、古川市、遠田郡田尻町、志田郡三本木町、志田郡松山町、志田郡鹿島台町、玉造郡岩出山町、玉造郡鳴子町の1市6町が合併して誕生。
公立小中学校は44校あり、学校給食は自校方式、センター方式が混在し、1中学校のみが未実施の状態であった。
「大崎市集中改革プラン」(平成19年7月)では、
「現在、大崎市南東部地域を対象とした(仮称)大崎南学校給食センターの整備を計画中であり、その推進を図ると共に、
地産地消の充実を図りつつ、調理業務の民間委託、調理員のパート化を引き続き推進する」
「学校給食事業の運営については、自校方式(学校に給食室を併設)又はセンター方式の2方式で実施しており、
調理業務についてもパート職員の活用、調理業務の民間委託等を推進し経常経費の適正化に努めている」
として、学校給食未実施の三本木中学校を中心とした学校給食センターの新設を計画していた。
隣接する松山地域も新設センターでの調理を計画していたが、同地域は自校方式であり、
議会でも自校方式からセンター方式への切り替えについて食育の逆行として質問があげられ、センター計画は、三本木地区のみと縮小されていた。
その後、9月市議会で三本木地区のみのセンター設計委託料を可決しつつ、同時に、別のエリアも含めた供給の再検討と、
三本木中への別の給食施設からの一時的な供給などを求める付帯決議をつけていた。センター計画が混乱したため、市長が
「学校給食センター推進室」を市教委に新設し、現在の計画等を白紙撤回、あらためて検討しなおすこととなった。
大崎市
http://www.city.osaki.miyagi.jp/
[ 09/02/01 施設設備 ]