学校給食ニュース
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都道府県状況 15 新潟県

都道府県状況 15 新潟県

 

■食育推進計画に関して(2007年5月26日現在)
新潟県は、「新潟県食育推進計画」を平成19年3月に策定。所轄は、福祉保健部健康対策課歯科保健・食育推進係。計画策定に向けて、 平成19年1月中に3カ所で食育に関する県民意見交換会を開催。また、1月15日から2月9日にかけて、電子会議室を開設し、 意見交換を可能にし、パブリックコメントも行った。
計画期間は平成22年度。

「夢おこし政策プラン」「健康にいがた21」「健康にいがた21実行計画」「にいがた農林水産ビジョン」などの計画と 「にいがた食の安全・安心条例」などと連携。
計画の対象として「子どもとその家族を中心とした食育」を挙げている。

●学校、学校給食関係
・給食における献立内容の充実による給食の「生きた教材」活用
・全体計画、指導計画の作成、改善
・栄養教諭の計画的配置
・教職員の研修、意識啓発
・新潟県版の指導参考資料作成
・学校給食での地場産農林水産物使用、米飯給食拡大
・郷土料理、伝統料理等の献立取り入れ、教材として活用
・給食だよりとうで、食文化を含めた啓発

●数値目標(一部)
・朝食を欠食する人の割合
 小学校5年生 2.6%(H16) → 0%
 20歳代男性 18.0% → 15%以下
 30歳代男性 19.5% → 15%以下
・全ての歯が健康な人の割合
 5歳(乳歯) 43.1%(H17) → 50%
 12歳(永久歯) 59.6%(H17) → 70%
・学校給食で県産農林水産物使用(食材数) 27.1% → 30%


新潟県
http://www.pref.niigata.jp/

新潟県食育推進計画
http://www2.pref.niigata.jp/niigata/webkeiji.nsf/7193862acf1154cd49256fc60006bba9/49256fd5005b6a2a492572bb001b68ff?OpenDocument&Highlight=0,_k2284g448ss_


食育推進計画電子会議室資料ページ
http://www2.pref.niigata.jp/niigata/webkeiji.nsf/7193862acf1154cd49256fc60006bba9/49256fd5005b6a2a49257263007dabfd?OpenDocument&Highlight=0,_i2284g448ss89110gi1kh133m224uc_

電子会議室 知って!語ろう!今なぜ『食育』?
https://secure2.pref.niigata.jp/pps1/pub-pfbbs-search.php?PF_CODE=5&LANG=JP

 

 


■2006年5月8日のまとめ
新潟県の学校給食関係は、教育庁保健体育課学校給食係が担当しているが、該当するホームページなどはない。
新潟県の「第8次総合教育計画」では、学校給食について、
「安全な学校給食の実施
安全な学校給食を実施するため、施設のドライシステム化を促進するとともに、地場産農産物の導入を促進するなどして、食材等の安全、衛生、 品質管理に努めます。
食の教育の推進
児童生徒に正しい食習慣を身に付けさせるため、健康教育の一環として、学校給食を中心に教育活動全体を通じて食の教育を推進するとともに、 保護者に対しても「食」に関する情報提供や啓発に努めます」
としている。

平成17年10月14日に「にいがた食の安全・安心条例」が可決された。学校給食についての記述はないが、食育については、
「(食育の推進)第17条 県は、県民が食品関連事業者の活動、自らの食生活等に関心を持ち、食の安全・ 安心に対する理解を深めることができるように、地産地消(地域で生産された農林水産物を当該地域で消費することをいう。)の推進、 食品等の安全性に関する様々な教育の機会の提供等により、食育(食に関する知識及び食を選択する力を習得し、 健全な食生活を実践することができる人間を育てることをいう。)の取組を推進するものとする。
2 県は、前項の取組を推進するに当たっては、家庭、学校、地域等で相互に緊密な連携が図られるよう必要な措置を講ずるものとする」
 としている。
この条例以前に、平成15年8月に「新潟県における食品安全基本方針」を策定している。この基本方針では、 「県では小中学生の総合的な学習の時間を利用した農業体験や学校給食における地場産品使用等の地産地消の取組を通じて食と農のかかわりの理解促進に関する事業を支援している」 としている。
この基本方針にもとづいた「新潟県における食品安全基本方針アクションプラン」では、 学校給食における地場産野菜使用割合を平成15年度27.9%から19年度32.0%の指標をたてている。また、 食育ボランティア登録者数を平成16年度176人を19年度300人としている。

平成13 年3月に策定された「にいがた農林水産ビジョン」が平成18年3月に改訂された。
このなかで、地産地消と食育については、「第3章 安全・安心で豊かな食の提供」で取り上げ、地産地消運動を拡大すること、 食育推進計画に基づいて学校の農業体験活動の充実などを目標に掲げている。
新潟県農林水産部では、総合学習サポートやホームページに児童向けのページをつくり、を行い、体験受け入れ、見学等の窓口をつくっている。


平成18年度現在、新潟県としての栄養教諭の採用はない。
また、新潟県の学校給食状況などについてのデータはホームページ上では公開されていない。

新潟県
http://www.pref.niigata.jp/

新潟県第8次総合教育計画
http://www.pref.niigata.jp/kyoiku/soumu/soumuka/hati/index.htm

34 伸びる学校給食(図説「新潟県教育20世紀のあゆみ」)
http://www.pref.niigata.jp/kyoiku/soumu/soumuka/tyouki/34nobiru.htm


にいがた食の安全インフォメーション
http://www.pref.niigata.jp/fukushihoken/seikatueisei/syokuinfo/

にいがた食の安全・安心条例(平成17年10月14日)可決
http://www.pref.niigata.jp/fukushihoken/seikatueisei/syokuinfo/03torikumi/tori04/pdf/tori04.pdf

にいがた農林水産ビジョン
http://www.pref.niigata.jp/norin/syokutomidori/gyosei/vision/vision/index.html

農林水産部 総合学習サポート
http://www.pref.niigata.jp/norin/syokutomidori/play_learn/gakusyu/index.html

農林水産部 KID’Sページ
http://www.pref.niigata.jp/norin/syokutomidori/play_learn/kids/index.html

にいがたの地産地消
http://www.pref.niigata.jp/norin/syokutomidori/syok/chisanchisyo/index.html

食育ボランティアの案内
http://www.pref.niigata.jp/norin/syokutomidori/syok/chisanchisyo/volunteer/volunteer_index.htm

財団法人新潟県学校給食会
http://www.n-kenkyu.or.jp/

新潟県の学校給食の歴史(学校給食会)
http://www.n-kenkyu.or.jp/PGNenpyou.htm

 

 

[ 07/05/26 取材メモ・リンク ]


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