学校給食ニュース
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都道府県状況 26 京都府

都道府県状況 26 京都府


■食育推進計画に関して(2007年2月8日現在)
京都府食育推進懇談会を平成18年に3回開催し、食育推進計画案をまとめた。 平成18年10月から11がつにかけてパブリックコメントを募集し、平成19年1月に「京都府食育推進計画」としてとりまとめ、 公表している。担当は、農林水産部食の安心・安全プロジェクト、期間は平成22年度。

「京都府食育推進計画」では、「新京都府総合計画」および「きょうと健やか21」(保健福祉部)「きょうと未来っ子いきいき推進計画」 (保健福祉部)「食の安心・安全行動計画」(食の安心・安全プロジェクト)「きょうと健康長寿日本一プラン」(保健福祉部)「 『いただきます。地元産』プラン」(農林水産部)「未来っ子いきいき応援プラン」(保健福祉部)を関連計画として位置づけている。

学校の役割として、
・食に関する指導計画策定
・生きた教材として学校給食の充実
・家庭、地域との連携、生産の現場との連携、生活リズムの向上
・などを挙げている。

また、少年期を6~18歳と位置づけ、
○ 早寝、早起き、朝食をしっかり食べ、適度な運動を行うなど、正しい生活リズムを確立することが必要です。
○ 家族そろっての食事で、コミュニケーションを大切にすることが必要です。
○ 学校や地域での食育の機会に、積極的に参加することが必要です。
小学生では、
○ 朝食を必ず食べる、夜遅くに食べないなど、望ましい食習慣を身につける。
○ 食事のマナーに気をつけて、よい食事のとり方を身につける。
○ 食事にかかわる機会をもち、基本的な調理技術を身につけ、食に対して関心を広げる。
との取り組みを挙げている。

数値目標(一部)
朝食をほとんど食べない児童の割合 3%(H17)→0%(H22)
朝食を毎日食べている児童の割合 90%→95%以上
府内産野菜を年1回以上給食に利用する小・中学校の割合 79%→100%


京都府
http://www.pref.kyoto.jp/

きょうと食育情報
http://www.pref.kyoto.jp/shokuiku/

京都府食育推進計画
http://www.pref.kyoto.jp/shokuiku/suishin-plan.html

農林水産部食の安心・安全プロジェクト
http://www.pref.kyoto.jp/soshiki/detail/130.html




■2006年5月23日までのまとめ
京都府の学校給食は、教育委員会保健体育課健康安全教育係が所轄。
小学校は休校中を除く436校で完全給食を実施。中学校は休校中を除く178校中112校が完全給食、ミルク給食が14校、未実施が52校。
給食センターは、府内に19ある。
栄養教諭については、平成18年度から配置がはじまり、平成19年度に若干名の募集が予定されている。

平成17年度中に、教員向け「食に関する指導実践事例集」と、幼児・小学生、中学生、高校生向けに3種類の家庭向け 「食事でいきいき健康ガイドブック」を作成した。

新京都府総合計画実現のための中期ビジョン「人・間中心」の京都づくり5つのビジョン(平成17年3月)の中で、「学びと育みの京都」 の「重点目標1 豊かな人間性にあふれ、たくましく生きる力をそなえた子どもを育てます」の「施策例」として、「食生活・ 食習慣に関する指導や地域食文化の継承・普及・啓発など、食育の充実」をあげている。
教育委員会による平成18年度「指導の重点」では、健康安全教育の項目で学校給食を中心とした食育の推進がうたわれている。

「いただきます。地元産」プランは、平成15年度につくられ、学校給食分野、病院・ 福祉分野での地元産農産物利用促進を目的にしたものである。
学校給食分野では、
「京都こだわり農法」で作ったブランド京野菜等地元農産物の学校給食等への供給を推進する仕組みづくりを進め、 信頼感の一層の向上と需要拡大を図ります学校給食、体験学習等を通じて、子ども達が安心・安全な地元農産物と農業・農村に対する関心を高め、 食文化や食生活への理解を深める取組を進めます。
としており、「重点施策」として、
子ども達の心身の健全な成長、地元農産物への信頼感の向上と需要拡大を図るため、「京野菜等地元野菜給食の日」 (仮称)の取組への支援を行うとともに、「農の理解促進」「食文化の継承」「健康な食生活の推進」のための取組を進めます。
としている。
今後の目標として、
地元産農産物を利用した学校給食の一層の普及拡大
・平成18年度目標30市町村210校(平成16年度24市町153校で実施)
生徒数の多い大規模校での利用促進
・農協等と連携した安定供給方法の検討・推進
供給される地元農産物の信頼感向上と対象品目の拡大
・食材を納入する生産者グループや農協等の安心な農産物づくりを推進
・野菜や米に加え、茶・果樹・鶏卵・鶏肉などの学校給食への利用促進
米粉パンの給食利用に当たっての課題検討(価格、品質、流通体制等)
を挙げている。

また、「丹後の海の恵みを生かすアクションプラン」でも、学校給食での地産地消の推進(漁業分野)を挙げている。


京都府
http://www.pref.kyoto.jp/

新京都府総合計画実現のための中期ビジョン
http://www.pref.kyoto.jp/vision/index.html

「いただきます。地元産」プラン
http://www.pref.kyoto.jp/nosan/ap2/index.htm

丹後の海の恵みを生かすアクションプラン
http://www.pref.kyoto.jp/suisan/actionplan.html

食の安心・安全プロジェクト(給食に関してはとくにない)
http://www.pref.kyoto.jp/shokupro/index.html

京都府教育委員会
http://www1.kyoto-be.ne.jp/kyoto-be/

学校給食実施状況
http://www.kyoto-be.ne.jp/hotai/kyusyoku/gakkoukyusyoku.htm

(財)京都府学校給食会
http://www12.ocn.ne.jp/~kyo-gk/

 

[ 07/02/08 取材メモ・リンク ]


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