学校給食ニュース
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都道府県状況 33 岡山県

都道府県状況 33 岡山県

■食育推進計画に関して(2007年5月24日現在)
「岡山県食の安全・安心の確保及び食育の推進に関する条例」が平成18年12月施行した。この条例は、食の安全・ 安心と食育のふたつをあわせた条例である。この条例をもとに「食の安全・安心推進計画」と「食育推進計画」を策定することとなっている。
岡山県は、「岡山県食育推進計画(素案)」を公表し、平成18年12月26日から1月26日にかけてパブリックコメントを募集した。
マスコミなどでは、平成19年3月に発表されているが、ホームページでは計画全文をみつけることが難しい(2007年5月24日現在)、 しかし、公開はされているので、いずれホームページも整備されることであろう。

計画期間は、平成22年度。
計画は「健康おかやま21」(健康福祉部)、「新岡山いきいき子どもプラン」(次世代育成計画 保健福祉部)、「健やか親子21」 (保健福祉部)、「岡山県保健医療計画」(保健福祉部)、「岡山県地産地消推進方針」(農林水産部)、「21おかやま農林水産プラン」 (農林水産部)、「岡山県消費生活基本計画」(生活環境部)と連携した計画と位置づけられる。
県では、「岡山県食の安全・食育推進本部」を設置し、食育の推進をはかるとしている。
担当は、保健福祉部保健福祉課地域保健福祉班。

学校、学校給食関係では、
・栄養教諭、栄養職員を中核にした学校における食育の推進
・教職員対象の研修
・学校給食を中心とする生き生き食育推進事業として、地場産利用
・学校における推進として、食育の重要性について家庭、地域へ啓発活動(後援会、シンポジウム、我が家の朝食自慢コンクール)
・子どもの生活リズム向上推進
・体験学習の推進(総合学習等)
・栄養教諭の活用及び教職員等の食育に関する意識の高揚(研修、資料提供)
・学校給食への

数値目標(一部)
朝食を毎日食べる人の割合の増加
 20代男性 43.6%、30代男性 47.7%(H17)→ 85%以上
学童、生徒 81%(H17)→ 86%以上
学校給食における地場産物を使用する割合の増加(食材数ベース)
 25%(H17)→ 40%以上(H22)


岡山県
http://www.pref.okayama.jp/

食の安全・安心おかやま
http://www.pref.okayama.jp/hoken/seiei/foodsafety/hpanzen.htm

岡山県食の安全・食育推進本部(食育)
http://www.pref.okayama.jp/hoken/hohuku/syokuikuportal/index.htm

食育推進計画素案意見募集(終了)のページ
http://www.pref.okayama.jp/hoken/hohuku/syokuiku%20pabukome/pabukome.htm

食育推進計画(ここからダウンロードできる。PDF)
http://www.pref.okayama.jp/hoken/kentai/shokuiku/shokuiku-keikaku1.pdf
http://www.pref.okayama.jp/hoken/kentai/shokuiku/shokuiku-keikaku2.pdf
http://www.pref.okayama.jp/hoken/kentai/shokuiku/shokuiku-keikaku3.pdf



■2006年6月10日までのまとめ
岡山県の学校給食所轄は、教育庁保健体育課である。

「平成18年度教育行政重点施策」では、給食の充実として、給食指導と衛生管理の推進のほか、新規事業に 「学校給食における地場産物活用の推進~生産、流通関係者と連携を強化し、地場産物活用の推進に向けて協力体制を構築します (推進会議の開催年3回)」「地域に根ざした学校給食推進事業<1地域>、栄養教諭を中核とした学校・家庭・ 地域の連携による食育推進事業<2地域>、栄養教諭の配置<3市町>~食に関する指導の充実を図るため栄養教諭を配置します」としている。

財団法人岡山県学校給食会のホームページでは、学校給食の歩みを全国と岡山県を比較しながら掲載している。

岡山県の学校給食状況などの資料は確認できなかった。

「岡山県食の安全推進プラン」平成18年度版では、地産地消の推進、食育の推進が上げられている。地産地消の推進では、 「地産地消県民運動の推進」が取り組みであり、食育については、「地域のお母さんがすすめる健康支援事業、 ホームページ健康おかやま21の充実、学校給食管理者等講習会、食の安全・安心食育推進研修会、食の安全・食育フォーラムの開催、 栄養教諭を中核とした学校、家庭、地域の連携による食育推進事業、地域に根ざした学校給食推進事業、外食世代の健康づくり推進事業」 と8つの事業が上げられている。このうち5つは新規事業である。
冊子「おかやまの食べものの安全・安心を知ろう!」が、小学生向けに作成された。
また、食べ物安全探検ねっと(小学生向け)もつくられている。
食育については、健康おかやま21関係で、岡山県保健福祉部保健福祉課が所轄。


岡山県の「地産地消推進方針」でも「学校給食への地域食材の利用促進」が上げられ、「次代を担う子どもたちに、 本県の豊かな自然と豊富な県産農林水産物に誇りを持ち、食の大切さや地域の食材、農林水産業について理解を深めてもらうため、 学校給食への地域食材の利用を図るとともに、食農教育を推進する」として、
「地元食材利用の日」の推進、学校給食への地域食材利用調整、地域食材の生産・供給調整、農林水産物の生産・ 収穫体験と食農教育の推進が事業メニューになっている。
平成16年度に計画された「21おかやま農林水産プラン」でも同じ計画であるが、いずれも数値目標などはない。
平成14年度からはじめられた「新世紀おかやま夢づくりプラン」でも地産地消は同様に上げられている。

平成16年度に行われた、「岡山県の学校給食における地場農産物の使用」調査では、 岡山県の学校給食での地場産農産物取扱関係事業による拡大のまとめと、各学校給食現場での取扱に対する意識、また、 食農教育の実態などを関係者にアンケート調査している。

岡山県
http://www.pref.okayama.jp/index.html

食の安全・安心おかやま
http://www.pref.okayama.jp/hoken/seiei/foodsafety/hpanzen.htm

岡山県食の安全推進プラン
http://www.pref.okayama.jp/hoken/seiei/foodsafety/pdf/plan.pdf

冊子「おかやまの食べものの安全・安心を知ろう!」
http://www.pref.okayama.jp/hoken/seiei/foodsafety/sassi2.htm

食べ物安全探検ねっと(小学生向け)
http://www.pref.okayama.jp/hoken/seiei/kids/kids.html

健康おかやま21
http://www.pref.okayama.jp/hoken/kentai/kenkou/index.htm

岡山県保健福祉部保健福祉課
http://www.pref.okayama.jp/hoken/hohuku/hohuku.htm

岡山県保健福祉部子育て支援課
http://www.pref.okayama.jp/hoken/kosodate/kosodate.htm

地産地消おかやま
http://www.pref.okayama.jp/norin/nosei/momoppy/index.html

21おかやま農林水産プラン
http://www.pref.okayama.jp/norin/nosei/plan/21plan.htm

岡山県の学校給食における地場農産物の使用
http://www.pref.okayama.jp/norin/nokeiei/seisan-tyousa/index.htm

新世紀おかやま夢づくりプラン
http://www.pref.okayama.jp/seisaku/plan/plan.htm

岡山県教育委員会
http://www.pref.okayama.jp/kyoiku/kyoiku.htm

平成18年度教育行政重点施策
http://www.pref.okayama.jp/kyoiku/somu/jyuten.htm

教育庁保健体育課
http://www.pref.okayama.jp/kyoiku/hotai/hotai.htm

財団法人岡山県学校給食会
http://www.ogk.or.jp/

 

[ 07/05/24 取材メモ・リンク ]


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