都道府県状況 42 長崎県
都道府県状況 42 長崎県
■食育推進計画に関して(2007年2月12日現在)
長崎県は、
「長崎県食育推進県民会議条例」を平成18年3月に施行、「長崎県食育推進県民会議」を設置し、「長崎県食育推進計画」
を平成18年10月に発表した。担当は、県民生活環境部食品安全推進室。計画期間は、平成22年度。
「長崎県食育推進計画」の特徴は、各取り組み項目を、すべて県の部局の位置づけで行っている点にある。
責任の所在が明確であるという特徴の一方、部局単位の記述のためまとまった県民運動としての計画に見えないという特徴もある。
学校、学校給食関係では、
栄養教諭については配置を検討となっている。
食育指導の手引きを活用、給食の時間、各教科、総合的な学習の時間等で食育を推進を挙げている。
学校給食については、衛生管理の強化、地場産物の活用、郷土料理の献立をあげ、「学校給食における地場産品使用推進週間」
で全県一斉に行うとしている。
栄養教諭、学校栄養職員、調理員対象の地場産利用給食、郷土料理に関する給食調理発表会を実施しするなど普及啓発を行う。
このほか、普及啓発、研修などの充実を挙げている。
数値目標(一部)
朝食を食べない小学5年生の割合 4.7%(H14)→ 0%(H22)
朝食を食べない中学2年生の割合 6.6% → 3.3%以下
学校給食における県内産品を使用する割合(重量比) 65%(基礎)→ 65%以上(H22)
長崎県
http://www.pref.nagasaki.jp/
食品の安全・安心ホームページ
http://www.pref.nagasaki.jp/shokuhin/
食育について
http://www.pref.nagasaki.jp/shokuhin/shokuiku/index14.php
■2006年6月22日までのまとめ
長崎県の学校給食所轄は教育委員会体育保健課健康教育班である。
小学校では、完全給食95.5%、補食給食0.8%、ミルク給食3.5%、未実施0.2%、中学校では、完全給食73.0%、 補食給食0.5%、ミルク給食26%、未実施0.5%である。また、米飯給食回数は、 小中学校ともに完全給食のうち週3回の比率がもっとも多い。(平成16年5月現在)
栄養教諭は未配置のようである(平成18年度現在)
「食品の安全・安心確保基本指針」(平成15年2月)では、学校教育、学校給食関係について衛生管理の視点でまとめている。
担当は県民生活環境部食品安全推進室。
細目の「施策の実施スケジュール」では、学校給食における地場産物利用の推進、地場産物を利用した「食に関する指導」の推進、、
「学校給食における地場産品使用推進週間」、食育による健康づくりの普及啓発をあげている。
長崎県食育推進県民会議条例が平成18年3月31日に交付。長崎県食育推進計画の素案が5月16日に同会議で議論されている。 担当は県民生活部食品安全推進室。
「ながさき夢・元気づくりプラン(長崎県長期総合計画)」の主要事業として、学校給食での県産農水産物の地産地消の推進、農業・ 水産業体験を活用した食育の推進のほか、「栄養バランスのとれた食事や望ましい食習慣、食を通した健康、 地域の食文化を通したふるさとに対する愛情の育成などのため、学校給食の機会を活用するほか、関係団体と連携して、 子どもたちの成長に応じた食育を推進します」としている。
「健康ながさき21」は、長崎県の健康日本21運動。担当は福祉保健部国保・健康増進課。
長崎県
http://www.pref.nagasaki.jp/
ながさき夢・元気づくりプラン(長崎県長期総合計画)
http://www.pref.nagasaki.jp/pref_plan/index.html
食の安全・安心ホームページ
http://www.pref.nagasaki.jp/shokuhin/index.php
長崎県における食品の安全・安心確保基本指針
http://www.pref.nagasaki.jp/shokuhin/sisin/index11.html
食育について
http://www.pref.nagasaki.jp/shokuhin/shokuiku/index14.php
健康ながさき21
http://www.pref.nagasaki.jp/kenko21/
長崎県教育委員会
http://www.pref.nagasaki.jp/edu/
[ 07/02/12 取材メモ・リンク ]