宮崎県都城市12000食センターでの地場産使用の課題
●宮崎県都城市12000食センターでの地場産使用の課題
宮崎日日新聞09年2月4日付では、同紙特集記事「真の時代 第2部食卓を見つめて5」
で宮崎県都城市の12000食センターにおける地場産使用の現状と課題についてまとめている。都城学校給食センターは08年4月から稼働し、
29小中学校に12000食を供給する宮崎県最大の給食センターである。県産食材使用は品目数ベースで約3割、都城産で約1割という。
まず、食数分の食材量を確保する困難さがある。さらに、市内で年5千トンを生産するジャガイモの学校給食での使用量は年50トン(1%)
だが、加工用品種でポテトチップス原料として出荷されるため使用されない。調理時間の都合から加工食品が使われるが、
県産食材を使った加工食品の品数も限られるという。素材は県産品でも製造は県外の加工食品も多い。ただ、
市では30~50アール規模でのゴマの試験栽培を農家に依頼、将来の地産地消形成を考えているという。
宮崎県都城市
http://www.city.miyakonojo.miyazaki.jp/
宮崎日日新聞
http://www.the-miyanichi.co.jp/
真の時代
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?catid=307&blogid=16
食卓を見つめて5
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=14725&catid=307
[ 09/03/08 地場産・産直 ]