千葉県浦安市、鶏肉の産地偽装について業者を告発
千葉県浦安市、鶏肉の産地偽装について業者を指名停止
http://www.city.urayasu.chiba.jp/a012/b002/d00501294.html
千葉県浦安市教育委員会は、学校給食の生肉を国産に指定し、産地証明書等を業者に添付しているが、
2006年7月の学校給食で使用した鶏肉について、ブラジル産鶏肉を国産と偽って業者が納入したとして、指名停止処分にした。
毎日新聞06年12月1日付によると同事件で業者を県警に告発。1236kgを小中学校25校で使用。動機について、
安く落札しすぎたためと報じている。
市のニュースリリースに寄れば、安全性は確認しているとしている。
食材の由来については、産地と直接提携する以外には、証明書をとる、取引業者を信用するということになる。今回の業者のような「偽装」
行為は犯罪であり、論外であるが、その背景に競争入札による価格優先の体制や、学校給食費の問題、あるいは、
食材の購入体制の問題などもある。食材は安全だけでなく、その食材を通じて、
子どもに生産や流通などについて教育する教材としての機能もある。どのような食材を扱うかについては、安全性、価格にあわせ、
教育的側面も重視したいものである。
[ 06/12/18 食材など ]