学校給食ニュース
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時事情報2000年

●仙台市、遺伝子組み換え食品不使用方針
河北新報01年2月20日付によると、 仙台市教育委員会は、市立学校の給食食材に遺伝子組み換え食品を原則として使用しない方針を決めた。表示義務の24品は非組み換え品を使用し、 表示義務外の品目も可能な限り非組み換え品にするとしている。(01.03.05)

●上田市、非遺伝子組み換えの規格策定
信濃毎日新聞00年8月31日付によると、 長野県上田市教育委員会は、全国の異物混入多発や遺伝子組み換えを排除し、国産品を原則とするなどの方針で、学校給食向け食材納入規格をまとめ、 公表した。穀類や野菜など176品目に納入基準を明文化。安全性を重視したとして、豆腐類の大豆は国産、肉類加工品は保存料、合成着色料、 化学調味料を使わない、果実類は農薬散布の少ないものなどと明記。また、地場産食材指定もキノコ類などで行っている。(00.10.05)

●学校給食用油、コメ・ヒマワリ増加
食品新聞00年6月30日付によると、遺伝子組み換え食品を避ける動きから、学校給食の調理用油にコメ油やヒマワリ油を採用する例が増えている。 神奈川県川崎市は、4月から従来の大豆油をコメ油に切り替えた。遺伝子組み換え大豆を避ける安全性を重視するため。メーカー側も対応をはじめ、 コメ油大手のボーソーが積極的に学校給食への導入を進めている。また、日清製油がヒマワリ油を学校給食用に発売し、 ホーネンが学校給食用コメ油を発売するなどの動きもある。(00.7.10)

●名古屋で遺伝子組み換え食品を使用せず
中日新聞00年5月27日付によると、名古屋市教育委員会は食材調達機関に対し、学校給食用食材に遺伝子組み換え食品を使用しないよう指示し、 実施されている。対象は、農水省の表示義務対象となった食品であり、表示義務のない大豆油などは対象外となっている。(00.6.16)

●札幌市、非組み換え大豆へ
北海道新聞00年3月2日付けによると、札幌市は、新学期より遺伝子組み換え大豆を豆腐類から排除する。また、油、醤油なども将来変更する方針。 これにあわせ、給食費の保護者負担は年間170円値上げされる。(00.3.29)

●新潟県上越市、遺伝子組み換え使用せず
新潟日報00年3月15日付によると、 上越市は市内の小中学校食材に遺伝子組み換え食品を使用しない方針を決めた。油を米ぬか油に、醤油、豆腐などは原料を変更する。この結果、 2000年度より、年間700万円ほど費用がかかるが、予算を計上し、増額分を全額市で負担する。(00.3.29)

●長崎県、遺伝子組み換え食品の使用なし
長崎新聞00年1月19日付によると、長崎県学校給食会は、同会購入の大豆、トウモロコシ、ジャガイモ、ナタネ、 トマト主原料の食品には遺伝子組み換え食品が使われていないことを確認したという。ただし、カナダ産フレンチポテトは調査中。なお、九州・ 沖縄の各県学校給食会では遺伝子組み換え食品の使用禁止を申し合わせている。(00.3.29)

●岡山、広島、香川の遺伝子組み換え食材対応
山陽新聞00年2月21日付けは、岡山、広島、香川3県の学校給食における遺伝子組み換え食材への対応についてまとめている。
高松市学校給食会は、97年度より輸入大豆の味噌、 大豆とトウモロコシの加工品について輸入業者による非組み換え作物証明付きのものに切り替えた。
観音寺市給食センターも、99年より同様の対応をしている。
岡山県学校給食会は、実態調査中で、その後方針を決めるとしている。
広島県では、遺伝子組み換え作物の表示を求め、市町村に情報を公開するとしている。広島県学校給食会からは、 納入業者に使用中止を強くは言えないとの声もある。(00.3.29)

●山梨県上野原町、非組み換えの給食
山梨日々新聞99年12月17日付によると、山梨県上野原町は、2000年度より6小学校を対象にセンター方式での学校給食が実施される。 このセンター給食で、遺伝子組み換えでない食材をできるだけ使う方針を示した。同町では自校方式の3校で、 主に地元農産物を使った学校給食を行っている。。(00.2.26)

●松本市、非組み換えの給食
信濃毎日新聞99年12月15日付によると、松本市教育委員会は12月定例市議会で、小中学校、 保育園の給食に安全性が確認されるまで遺伝子組み換え表示のある食材は購入しないとの方針を示した。。(00.2.26)

●新潟県の遺伝子組み換え食材利用状況
新潟日報99年12月8日付けは、 県議会での報告として新潟県内の学校給食における遺伝子組み換え食品使用について報じた。教育委員会の99年10月調査によると、 県内112市町村中84市町村が「購入しない」「できるだけ購入しない」と回答している。「購入する」が6、検討中が17、無回答が5。 (00.1.27)

●北海道の遺伝子組み換え食材利用状況
北海道新聞00年1月14日付は、 北海道内の学校給食で遺伝子組み換え食材の取り扱いについてまとめた。それによると、使わない方針が人口10万人を超える道内10市中6市 (帯広、小樽、苫小牧、江別、北見、室蘭)、使う方針が4市(札幌、旭川、函館、釧路)となる。なお、 使用する4市は国の安全確認を根拠にしているが、札幌市などでは方針を見直す動きもある。(00.1.27)

 

 

[ 00/12/31 遺伝子組み換え ]


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