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冷凍ギョウザ農薬事件などと食の安全

■冷凍ギョウザ農薬事件などと食の安全

・1月30日、文部科学省、学校給食の食材安全確保を通知(東京新聞08年1月31日付)
・文部科学省まとめ、天洋食品製造食品は33道県606校(園)で使用。国公私立の学校給食実施校、幼稚園の調査。 該当した冷凍ギョウザの使用例はない。
・広島県呉市、08年度から市内産米、市内産野菜を中心にした食材の積極導入と、可能な限りの県産、国産へ。中国製冷凍食品の使用自粛 (中国新聞08年2月5日)
・愛知県学校給食会、2月分受注のジェイティフーズ冷凍ギョウザの約3割、約75000個がキャンセルに。一宮市は、中国食材、 加工食品使用を休止し、南部学校給食共同調理場で春巻きなどの冷凍食品をやめ、唐揚げなどを手作りに。岐阜県では冷凍食品の使用を継続。 名古屋市では中国産加工品はもともと不使用(中日新聞08年2月6日)
・大阪府岬町、安全な食材確保を理由に給食費を4月から値上げ。大阪府茨木市、ごま、春雨なども中国産を取りやめへ。給食費値上げも検討。 奈良県橿原市、食材高騰とギョウザ事件で給食費値上げも検討。大阪府堺市、中国産加工品には安全性確認の書類提出を、使用は継続。神戸市、 外国産食品は残留農薬検査を独自に行う(読売新聞08年2月8日)
・福岡県教委、安全性が確保されるまでの中国産冷凍加工食品使用自粛を市町村に通知(西日本新聞08年1月31日)
・福島県学校給食会、中国天洋食品の製品は不使用だが、全648品目中72品目に中国産原料が使用。安全性は確認したという (福島民友08年2月9日)
・那須烏山市、事件後中国製冷凍加工食品を中止。里芋などの一部冷凍食品は使用継続だが、来年度は中国産食材を極力使わない方針。 那珂川町は中国産サバ、ハルサメ、ニンニクを国産に、シナチクを取りやめ10品目を変更。安全性が確認されるまでの措置。高根沢町は、 中国産レンコン使用予定を中止し、ベトナム産エビのエビシューマイに変更。都賀町は当面中国製冷凍食品を自粛。 岩舟町は中国産を使わず冷凍野菜も極力国産へ。二宮町では、国産材料のギョウザを中止し別献立へ。不安解消のため。 (下野新聞08年2月7日付)
・塩釜市、中国製に限らずギョウザなどを不使用へ。不安解消のため。浜松市は中国製加工食品の使用通知を指示。 豊田市は当面中国産を不使用に。鯖江市は中国産から国産への切り替えを検討。(産経新聞08年2月5日)
・大阪市、中国産キヌサヤ、キクラゲ使用中止。富田林市中国製春雨等の中止。大阪府、できるだけ国産使用を呼びかけ(07年7月から) (産経新聞08年2月4日)
・山梨市、市川三郷町、早川町、中国産食材不使用を決定。笛吹市、品質規格認証品使用を求め、安全性が確認されるまで中国製を不使用 (山梨日日新聞08年2月3日)
・郡山市、中国製食材の使用再開。安全性確認したとして。福島市、いわき市、須賀川市、喜多方市、二本松市は安全性確認を重視、 不使用はしない。伊達市、国産でもギョウザを献立からはずし、中国産食材の当面中止を。南相馬市、中国産食材を当面不使用、 相馬市は冷凍食品をなるべく国産に。本宮市はすでに県産、地元産100%の食材で問題なし。(福島民友08年2月2日付)
・寒河江市、中国産冷凍里芋を中止、戸沢村、中国産ライチを中止、鶴岡市中国産春雨の使用中止を検討。尾花沢市、ギョウザスープを変更に。 中山町、国内加工冷凍ギョウザを中止。(山形新聞08年2月2日)
・白山市、年度中は中国産ニラが含まれるギョウザ、および、中国産野菜が入っていない春巻き、シューマイを中止。小松市、 ギョウザを献立からはずす。志賀町、ベトナム産たこ焼きを国産に。(北国新聞08年2月2日)
・三次市、献立のギョウザを変更予定(中国新聞08年2月2日)
・東京都23区内、中国製冷凍食品はもともと不使用。輸入食材は一部。千代田区は、中国産キクラゲ、タケノコ水煮の使用を当面中止 (東京新聞08年2月1日)
・横須賀市、もともと輸入品は大豆、小麦などの原材料の一部。鎌倉市は、冷凍食品を極力使わず、中国産ももともと使っていない。 平塚市は中国産冷凍食品をつかっていない。二宮町は急きょ中国産を取りやめ。(神奈川新聞08年2月1日)
・静岡市、ギョウザを2カ月別献立へ。不安解消のため。沼津市、 ジェイティフーズの国内産揚げギョウザに中国産ニラが入っているおそれがあるとして、同社の別の商品に変更。牧之原市、 すべてのジェイティフーズ製品を中止。御前崎市、冷凍食品に中国産タマネギの使用可能性で中止。(静岡新聞08年2月1日)
・小城市、国内産冷凍ギョウザ、シューマイ、春巻きに中国産食材が含まれている可能性があるとして確認されるまで中止。 (西日本新聞08年2月1日)

(マッシュルーム関係)
・北海道小樽市の小学校で2月6日の学校給食のカレー煮に入っていた水煮マッシュルームが原因と見られる下痢や腹痛。児童・ 教員25人が症状を訴える。センターで異臭に気づき、中止を求めたため、他の学校では回収したが、1小学校だけ間に合わなかったという。 5日には札幌市で同製品による異臭で給食の提供が取りやめられた経緯がある。道学校給食会回収へ。(読売新聞、北海道新聞08年2月8日)
・2月8日、文部科学省、給食食材選定に注意し、校長などの検食を確実に行うよう通知。使用自粛は求めない方針(朝日新聞08年2月9日)
・小樽市のほか、札幌市、埼玉県、東京都内の給食でも異臭のトラブル。健康被害は小樽のみ(読売新聞08年2月9日)
・9都道府県の学校給食に出荷されていた。(朝日、読売新聞ほか、08年2月10日)
・2月9日、厚生労働省、給食・食品関係事業者に使用中止をよびかけ。(朝日新聞08年2月10日)
・2月10日、文部科学省、中国産塩漬けマッシュルームを加工した天狗缶詰の水煮缶使用中止を通知。(産経新聞08年2月11日)
・岡山県は、倉敷市、備前市、千葉県の小中学校10校で県内の食品加工業者が輸入、 加工した中国産マッシュルームに異臭の訴えがあったと発表した。給食のカレーライス、シチュー、ミートソースに利用されたという(中国新聞、 山陽新聞08年2月23日)

[ 08/04/07 食の安全性 ]


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