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輸入冷凍野菜を国産と偽装、学校給食にも

■輸入冷凍野菜を国産と偽装、学校給食にも
東京都中央区のキャセイ食品が、長崎県南島原市の長崎工場で、輸入冷凍野菜を国産と偽装していた。 2001年1月から発覚した2008年10月までに、国産原料に外国産野菜冷凍食品を混入させて、野菜冷凍食品を製造、 国産品として一般向けに約248トン・卸業者10社、業務用約450トン・卸業者16社に販売した。このうち約5割が輸入原料であった。
輸入原料としては、中国産の野菜冷凍食品(さといも、にんじん、ブロッコリー、キヌサヤ、小松菜、インゲン、グリーンアスパラ、 カリフラワー、オクラ、大根葉計10品目)、アメリカ産の野菜冷凍食品(グリーンピース)。
新聞各紙によると、学校給食では17道府県で偽装冷凍野菜を使用していたとみられる。北海道、青森県、秋田県、岩手県、宮城県、千葉県、 富山県、京都府、和歌山県、兵庫県、岡山県、広島県、鳥取県、島根県、山口県、高知県、宮崎県。
なお、文部科学省の「学校給食における食品の安全確保に関する通知等」では、この混入についての記述はない。

キャセイ食品株式会社における野菜冷凍食品の不適正表示に対する措置について(農水省)
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/kansa/081114_1.html

学校給食における食品の安全確保に関する通知等(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/syokuiku/08040315.htm

 

[ 08/12/28 食の安全性 ]


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