08年7月の衛生管理基準改定
08年7月11日、文部科学省は「学校給食衛生管理の基準」を一部改定し、都道府県教育委員会等に通知した。改定の概要では、
趣旨として、中国冷凍ギョウザ事件などをふまえて、主に加工食品に関する選択、購入、表示、記録等についての追加をしている。
概要によると、食品の購入について物資選定の委員会などを設ける際に「保護者の意見を取り入れる」
「必要に応じて衛生管理に関する専門家の助言・協力を受けられるしくみの整備」を求めている。また、食品の納入業者に加え、
製造業者にも加工食品の検査や生産履歴の提出を求めている。さらに、製造業者、販売業者の所在地や原材料、
保存方法などが明確にならない物は使用しないこと原材料の原産国についてもできるだけ明かな食品を選ぶよう支持している。そのほか、
いくつかの項目が挙げられている。
7月31日現在、文部科学省HPに本情報は掲載されていない。
下記の教育情報ナショナルセンターに情報が掲載されている。改定内容、比較表、衛生管理基準の全文も掲載されているが、文字データではなく、
文書のコピーをPDF化したものである。
教育情報ナショナルセンター
http://www.nicer.go.jp/
学校給食衛生管理の基準の一部改定について(通知) 文書をコピーでPDFファイル化されたもの
http://www.nicer.go.jp/lom/program/search/logandgetcontents.php?lomid=nicer.bgj.100000003677&uid=&orgid=&sid=&kind=bunkyou
その後、文部科学省ホームページにデータで掲載された
学校給食衛生管理の基準の一部改定について(通知)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/07/08071616.htm
学校給食衛生管理の基準
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/07/08071616/001.htm
[ 08/07/31 衛生管理 ]