時事情報2003年
●石川県金沢市の給食用漆器食器、夏休みに塗り直し
日経産業新聞05年4月27日付によると、
石川県金沢市が5年前に小中学校用に導入した約4万個の漆器を山中漆器連合協同組合が夏休みに塗り直しして再生させる。従来は、
寿命が5年で老朽化すると破棄していたが、塗り直しであればコストは5分の1となるという。 (05.05.17)
●北越製紙、ELペレット食器を拡販
日経産業新聞05年2月9日付によると、北越製紙は、古紙3、生分解性樹脂(プラスチック)7の、燃やしたり、
土中に埋めて生分解できる食器用原料を拡販する。愛知万博用の食器として採用されたため、今後、
学校給食や病院向けの食器用に売り込むとしている。 (05.03.05)
●大分県別府市、給食食器を災害時用に転用
大分合同新聞03年1月17日付によると、大分県別府市は、02年度より4年をかけて現在のアルマイト製給食食器を強化磁器に切り替える。
これにあわせ、不用となったアルマイト食器は震災などの災害時の避難場所に分散して保存、災害対策用として転用する。 (03.02.21)
●強化ガラス、現在も1300校で使用
日本経済新聞03年1月8日付によると、
破損時に破片が高くはね上がるなど安全性に問題がある強化ガラス食器を使用している小中学校が現在でも1300校にのぼることが分かった。
文部科学省は切り替えを呼びかけているが、使用を続ける自治体側は、予算面などですぐの対応ができないとしている。 (03.01.26)
●政府、生分解性プラスチック食器を推進
産経新聞03年1月8日付によると、政府は、生分解性プラスチック食器を普及させるためとして、学校給食をはじめ、
省庁食堂などでの生分解性プラスチック導入を推進する方針。バイオマス・ニッポン総合戦略の一環。 (03.01.26)
[ 03/12/31 食器 ]