汚れが落ちるしくみ
石けんも合成洗剤も、食器の汚れを落とすしくみはまったく同じです。石けんや合成洗剤などをまとめて「界面活性剤」といいます。
水には水同士、油には油同士でまとまる性質があります。界面活性剤は、水になじむ部分と油になじむ(水をはねつける)部分でできています。
そして、水と油が接しているところに作用して、本来は混ざらない水と油が混ざりやすくなるようにします。
その状態で食器をこすったりすると汚れが表面から水に溶け出し、汚れが落ちるのです。
(学校給食ニュース6号 1998年10月)
[ 98/12/31 石けん・化学物質 ]