川崎市市民石けんプラント 給食廃油のリサイクル石けん
NPO法人川崎市民石けんプラント(2005年3月株式会社から改組)は、1989年に市民約6000人、
生活クラブ生協神奈川などが共同出資してつくられた廃油リサイクル石けん工場で、年間生産量約60トン。神奈川新聞05年12月16日付
(紙)によると、市立小学校62校やレストラン、一般家庭から年4万リットルを回収し、給食調理現場で石けんとして利用されている。
製造にあたるのは、川崎市精神障害者地域作業所「サンボ草作業所」で、ブランド名は「きなりっこ」。
200511月より新工場に移転している。
川崎市が発行している中学校向け環境福祉読本でも「川崎ではその活動をした市民が出資をして、
行政の支援をうけて石けんプラントをつくりました。給食で使った廃食油から石けんをつくることで、
油を捨てないようにすると同時に石けんを使おうという活動が今も続いています。」と紹介している。
ちなみに、川崎市の小学校は114校ある。
参考
NPO法人川崎市民石けんプラント
http://www.kinarikko.co.jp/index.html
@かわさき
http://atkawasaki.web.infoseek.co.jp/index.html
川崎市民石けんプラント
http://atkawasaki.web.infoseek.co.jp/kals97/chojuro/sekken/sekken.html#anchor314414
川崎市
http://www.city.kawasaki.jp/index.html
川崎市環境副読本(PDF)
http://www.city.kawasaki.jp/30/30kantyo/home/hukudokuhon/images/cyuu/cyuu.pdf
カナロコ(神奈川新聞)
http://www.kanaloco.jp/
お詫びと訂正:この記事内で、廃油量を4万トンと表示しておりましたが、
4万リットルの間違いでした。関係者の皆様にはたいへん失礼いたしました。お詫びして訂正します。(2006年9月)
[ 05/12/28 石けん・化学物質 ]