学校給食ニュース
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時事情報 1999 アレルギー関係

●センターでアレルギー対応食

1月26日付の信濃毎日新聞によると、長野県松本市では、第二学校給食センターで小学生のアレルギー対応食を個別につくりはじめた。 同センターは1日1万食以上を調理している。対応は、医師の診断書がある希望者で、センター内に特別調理室を設置、卵、大豆、魚介類、油、 牛乳などのアレルギー児7名に個別対応している。肉スープを野菜スープにしたり、サラダの油を別のものにするなどして、 個別の容器に入れ配送する。
(学校給食ニュース10号 1999年3月)

●高崎のアレルギー対応

10月27日付の上毛新聞コラム「三山春秋」では、アレルギーと学校給食を取り上げている。群馬県高崎市では、 全児童の約100人にひとりとなる154名がアレルギーを持ち、弁当持参が14名、特別給食(除去食)が104名いるという(高崎市教委調べ)。 コラムでは、高崎市が単独校で全校に栄養士を配置しているために小回りがきくことを指摘し、高崎市以外にも地域をあげた配慮の必要を訴えている。
(学校給食ニュース9号 1999年2月)

●ラテックスアレルギーに注意

朝日新聞99年7月11日付では、天然ゴム (ラテックス)によるアレルギーに注意を呼びかける記事を特集している。ゴム手袋などでかゆみや腫れ、かぶれがある人が、 手術や妊娠時の検査などで使われたゴム製品により、激しいショック症状を起こすこともあるという。ごむの木に含まれるタンパク質が原因。 厚生省は3月に、医療器具によるラテックスアレルギーに対する注意を病院やメーカーに促した。しかし、家庭用品については対策が遅れている。 日本ゴム協会では、98年2月に「ラテックスアレルギーフォーラム」を発足している。 (1999年)

[ 99/12/31 アレルギー ]


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