時事情報 2000 アレルギー関係
●アレルギー表示義務化食品
朝日新聞00年7月13日付では、厚生省が加工食品の原材料表示としてごく微量でも表示を義務づける24品目を紹介した。
急性で深刻なアレルギー症状を引き起こす可能性のある品目。なお、表示義務は包装された加工食品のみに限定される。品目は次の通り/卵、牛乳、
小麦、ソバ、エビ、ピーナツ、大豆、キウイ、牛肉、チーズ、イクラ、サバ、イカ、豚肉、鶏肉、サケ、モモ、カニ、オレンジ、クルミ、ヤマイモ、
リンゴ、マツタケ、アワビ(00.9.19)
●アレルギー原因の変化
朝日新聞00年6月24日付によると、厚生省研究班は、食品アレルギーの原因食材が変化していることが分かった。従来、卵、牛乳、
大豆が三大アレルギー食品と言われてきたが、食生活の変化で乳幼児の大豆(みそ、豆腐など)を食べる機会減少により、
大豆が原因となるケースが減っているという。代わりに小麦、ソバ、エビ、ピーナッツなどが新たにアレルギー食材として浮上している。また、
重症となる例では、エビ、小麦、ソバ、キウイなどが上位に上げられている。(2000年)
[ 00/12/31 アレルギー ]