学校給食ニュース
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時事情報 2004 アレルギー関係

●仙台市、食物アレルギー研修を新人教員に
河北新報04年3月3日付によると、仙台市教育委員会は、食物アレルギーについての正しい知識と対応を教員に理解してもらうため、 新人教員への初任者研修に食物アレルギーに関する時間を設定する。従来は、養護教諭、学校栄養職員、 教頭などだけで食物アレルギーについて研修を行っていた。今後、新人教員以外にも研修を拡大するとしている。
なお、食物アレルギーをもつ市内の児童生徒は、03年5月現在1477名、5年前の1.7倍。 (04.03.10)

●北海道のアレルギー対応事情
北海道新聞04年2月2日付は、北海道内の学校給食アレルギー対応について事例を紹介している。1993年より名寄市がとりくみをはじめ、 厚真町、士別市、芽室町、北見市が対応している。厚真町では、アレルギー対応のために栄養士、調理員を1名増員、現在、 550食中9人が対象者で、保護者との面談、医師の診断書をふまえ代替食をつくる。個別に原材料を明記した献立表を作成し、保護者が確認する。 極力見た目が同じ料理にしている。また、その場合、不足する栄養素の通知や、家庭の食事調査などで支援をしている。
 自校方式、親子方式の札幌市、函館市、旭川市、釧路市などは、学校ごとの判断で対応しており、牛乳が飲めない場合返金する、 対応できない場合家庭から代替食を用意するなどとしている。(04.02.29)

 

[ 04/12/31 アレルギー ]


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