アスベスト問題~文部科学省まとめ
アスベスト問題~文部科学省まとめ
文部科学省は、2005年11月29日に、
「学校給食調理場におけるアスベストを使用している耐熱手袋及び調理機器に関する保有及び処理状況調査結果」を発表した。
2005年秋のアスベスト騒動では、学校や公共施設等のアスベスト使用問題、とりわけ学校関係の問題が大きな関心を招いた。
これに対して、各都道府県、市町村は関連施設を調査し対応しており、それをまとめたものである。
それによると、耐熱手袋は、すべての調理場で使用中止、処理済みとのことである。
回転釜などの対象調理機器については、10月31日現在、対象調理場16,913中15,796(93.4%)で調査が終わり、そのうち、
4,738施設(30.0%)が、アスベスト使用の機器認められ、そのうち、アスベストが浮遊する可能性がある機器は1,639施設(10.4%
)が所有していた。そのなかで、機器の処理が終了したのは896施設、未処理機器を持つのが743施設となり、
それらは本年度中もしくは来年処理を予定している。
文部科学省は、情報提供と、代替化を指導しているが、代替のための予算等の処置はないようである。
文部科学省
http://www.mext.go.jp/
学校給食調理場におけるアスベストを使用している耐熱手袋及び調理機器に関する保有及び処理状況調査結果の概要
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/17/11/05112901.htm
[ 05/12/29 アスベスト ]