学校給食ニュース
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時事情報2000年 食教育関係

●長野県塩尻市、学校給食冊子作成
信濃毎日新聞00年11月2日付によると、塩尻市教育委員会などが「塩尻市の学校給食」とする小冊子を作成した。自校給食の利点をPRするため、 地域、学校の特色を生かした献立を各校の栄養士が立案したもの。(00.12.08)

●富山県砺波市で農業体験
北日本新聞00年7月30日付によると、砺波市庄下地区の小学生が学校給食用減農薬ニンジンの種まきを体験した。その後、草取りなども体験させ、 収穫は12月上旬。市の給食センターで調理される予定。(00.09.19)

●群馬県、総合学習で農作物栽培
上毛新聞00年4月18日付によると、群馬県では県独自の食糧自給率向上対策に基づき、食農教育モデル校支援促進事業をはじめた。 本年度は小学校5校が対象。総合学習の時間に地元の農家や県のインストラクターらが指導者となって農作物の栽培から収穫、調理までを指導する。 内容は学校、学年により様々で、トウモロコシ、サツマイモ、ジャガイモ、米、コンニャクなどが選ばれている。また、県では本年度中に 「食と農に関する副読本」を全小学校に配布する。(00.06.16)

●神奈川県横須賀市のカレー給食
神奈川新聞00年4月19日付によると、横須賀市教育委員会は、「カレーの街よこすか」運動の一環として、 学校給食にカレーライスの頻度を増やすという。同市では、昨年度まで米飯給食が週1回であったが、本年度より月5回となる。それにあわせ、 カレーの頻度も月1回程度まで増やすという。なお、カレーはルーから手作りするとしている。(00.06.16)

●水の持参に自治体で対応異なる
朝日新聞大阪版00年5月22日付によると、麦茶やミネラルウォーターを水筒などに入れて学校に持参する子どもが増えている。これに対し、学校、 自治体の対応は異なっている。大阪府高槻市教育委員会は、学校の水道水に安全性の問題はないとしながら、 飲料持参について各校の対応にまかせるとしている。大阪府堺市では、市教委が小中学校に対し、 学校では生水を飲まず必要ならば家から持参するようにとの指導を行っている。岡山市では、飲料持参に対しとくに禁止はなく、 保護者に水筒などを衛生的に保つよう呼びかけている。京都府亀岡市のある小学校では、朝に湧かしたお茶を入れ、氷を入れない、凍らせない、 コップを使う、友達同士のやりとりをしない、登下校中に飲まないなどの指導をしている。京都府長岡京市のある小学校では、 給茶設備があることや水道水がおいしいことを理由に持参を認めていない。東京都練馬区では、水筒の持参はなく、問題にもしていない。 (00/05/27)

●宗教上の除去給食再開
中日新聞00年1月29日付によると、三重県津市の白塚小学校では、イスラム教徒のバングラディシュ人児童3人のために、 豚肉抜き給食を提供していたが、99年4月に市教委が中止を指示、一時中止されたが9月中に再開された。その期間、 該当の児童は弁当持参を余儀なくされた。担任の教員は、クラスメートの児童が宗教の違いによる理解などを経験し、 違う食べものに対して理解できるようになったと教育的な意義を語っている。(00/04/08)

●千葉県我孫子市で給食残菜ゼロ運動
毎日新聞00年3月31日付によると、千葉県我孫子市の市立湖北中学校で残菜ゼロ運動を行っている。動向は、一時給食が中断され、 99年に再開されていた。99年の2学期より、0のつく日を残菜ゼロの日として運動している。同校の校長は、「無理に食べさせるのではなく、 生徒の自発的なとりくみが重要」としている。この運動は、我孫子第四小学校、新木小学校などに広がっている。さらに湖北小学校をはじめ、 小中学校19校のうち14校がとりくみをはじめているという。(00/04/08)

●小学校教職員の給食牛乳観
日本農業新聞00年1月18日付は、北海道の酪農総合研究所が札幌市内の6小学校89人を対象に行ったアンケート調査を報じた。それによると、 牛乳給食の必要性を82%が認めているが、牛乳のカルシウム量などの栄養的な知識は低いことが分かった。(00/01/27)


●長崎県西彼時津町、お年寄りとのふれあい給食
長崎新聞99年12月3日付によると、西彼時津町の時津東小学校では、お年寄り80人と3年生の91人でのふれあい給食会を開いた。 食事はバイキング形式でお年寄りとペアを組んで食事を楽しんだ。(00/01/27)

[ 00/12/31 食教育 ]


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