時事情報2001年 食教育関係
●高知県南国市、食育指導手引き作成
高知新聞01年4月27日付によると、地場型給食で知られる高知県南国市の市教委が「給食時間に行う食に関する指導の手引き」を作成した。
A4サイズ67頁で、小学校1、2年、3、4年、5、6年に分け、具体的な指導方法を掲載している。市内全小学校の担任、養護教諭、
栄養士に配布。(01.06.05)
●子どもたちが献立を考える鳥取県泊村
山陽新聞01年4月28日付によると、鳥取県泊村の止まり小学校は、食教育に力を入れている。クラスごとに毎月交代で献立を考える取り組みは、
栄養職員が協力して、調理員の作業や1食単価なども計算している。また、ランチルームは、内装にヒノキの間伐材を利用し、全校児童が集まる。
地場産の食材使用や、子どもたちが育てた米を給食に利用するなど、様々な工夫を凝らしている。(01.06.05)
●JA全中、学童農園づくりを目標に
日本農業新聞01年4月29日付によると、
JA全中は運動目標のひとつに子どもたちが自然とふれあう学童農園を3年間で全JAが実施するよう目標を設定した。また、
学校給食米飯を週2.7回から3回に引き上げることや地場産品の学校給食導入も目標に掲げた。(01.05.23)
●23区内に残る「慣らし期間」
毎日新聞01年4月24日付は、「なんだか変!東京ウォッチング」で新1年生給食の慣らし期間について疑問を投げかけた。23区内では、
小学校1年生の給食開始時に牛乳のみや、牛乳とパンなど完全給食までに「慣らし期間」を置く区がある。牛乳の容器を利用する練習、あるいは、
慣れさせるための指導が必要としている。これに対し、江東区、千代田区、中央区、新宿区、中野区では保護者や現場の声で廃止している。記事では、
給食時間に限らず教員の工夫次第で生活習慣の指導はできるのでは、としている。(01.04.29)
●高知県大津小学校、味噌づくり
高知新聞01年3月3日付によると、高知市大津小学校の5年生が高知市農協大津支所加工場で味噌づくりを行った。授業の一環で、
学校給食用の手作り味噌をつくっている農協女性部が指導し、この味噌も同校の学校給食で出されることになっている。
(01.04.23)
[ 01/12/31 食教育 ]