学校給食ニュース
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時事情報2003年 食教育関係

●愛知県西尾市寺津小学校の総合学習
日本農業新聞03年5月29日付によると、愛知県西尾市の寺津小学校は、「食を通して自己を見つめ、地域へ働きかける子の育成」をテーマに、 学年ごとに食に関する総合的な学習を行い、学校給食も連動している。児童が考えた大豆料理を学校給食に取り入れる、 地場大豆を学校給食に取り入れ、生産や調理も体験するなどの取り組みを続けている。寺津小学校は児童数412人、実態調査では、 児童が食べる大豆の量が98年の倍近くになったとしている。 (03.06.25)

●滋賀県多賀町多賀小学校の一汁一菜
日本農業新聞03年4月3日付によると、滋賀県多賀町多賀小学校では月に一度感謝給食の日として、ご飯、味噌汁、漬物、 牛乳だけの献立の日を14年間設けている。米は、新6年生がつくった合鴨米、たくあんは、新4年生が大根を育て、漬け込んだ。 味噌汁は煮干しだしで、地場の生産者が低農薬で栽培したもの。米や野菜の本来の味を知ってもらい、 生産者への感謝と食べものの大切さを実感することが目的。(03.05.05)

●農水省、食育・地場産推進事業
日本農業新聞03年1月28日付によれば、農水省は、地場産給食と体験学習を行う事業に対し補助を行う。5年計画で年間25県程度、県、市町村、 生産組合、JAなどが対象となる。また、食育推進ボランティアの育成も行う。(03.02.13)


●福島県立盲学校で、火と水を使わない給食体験
日本農業新聞03年1月18日付によれば、福島県立盲学校では、1月17日、阪神淡路大震災を教訓にした火と水を使わない給食を行った。牛乳、 チーズ、プリン、バナナなど。同校では、日常的に地場産米や野菜果物などを取り入れている。(03.02.13)


●山形県、学校田の米の給食利用に待った
東京新聞02年12月28日付によると、 山形県の食農教育推進モデル校である高畠町和田小学校で児童が栽培した学校田の無農薬栽培米を給食に出そうとしたところ、県の制度上、 問題があるとしてストップがかかった。同小学校では、学校行事や地域で活用するとしているが、食農教育のあり方として問題視されている。 (03.01.26)

 

[ 03/12/31 食教育 ]


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