学校給食ニュース
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時事情報 2001年 環境関係ほか

●鹿児島県大崎町でも菜の花プロジェクト
南日本新聞01年10月23日付によると、鹿児島県大崎町で菜の花エコプロジェクトがはじまった。 すでに大崎町をふくむ曽於郡の8町で家庭廃油からディーゼルエンジン燃料をつくる取り組みが行われており、 大崎町では菜の花を利用した循環サイクルの拡大を自治会が主体となってはじめたもの。約7ヘクタールに菜の花を植え、 観賞後は菜種油として学校給食の利用などを行う。廃油はディーゼルエンジン燃料として活用される。(01.10.29)

●給食残さを養豚飼料に
日本農業新聞01年10月11日付によると、栃木県宇都宮市は、学校給食からでる残さを飼料化装置を積んだトラックで回収し、 養豚飼料に使う実験を開始した。当面参加するのは9校、6養豚業者。ただし、現状では狂牛病対策で肉類が入った飼料を豚に与えられないため、 分別を徹底するとしている。(01.10.29)

●山形県鶴岡市、エコピッグ店頭へ
山形新聞01年8月6日付によると、鶴岡市の学校給食センターと山形大学、鶴岡市が3年前から給食残食を豚の餌に加工、 その豚を学校給食に提供するエコピッグ事業を行っているが、今年度より市内の生協に農協からこのエコピッグを供給販売することになった。 (01.08.27)

●静岡県御殿場市で残菜コスト調査
静岡新聞01年5月23日付によると、静岡県御殿場市で小中学校18校、児童生徒8784人の1年間の残菜コストが6500万円となっている。 同市の調査によるもの。(01.07.08)

●山口県宇部市、給食残さたい肥化
日本農業新聞01年6月6日付によると、山口県宇部市の3小学校から出る給食残さを市内企業がたい肥化し、学校花壇で利用、 環境教育などの教材に役立てている。たい肥化業者は、地域活動として無料で事業を続けている。(01.06.24)

●高知市、牛乳に瓶入りも選択可能
高知新聞01年4月9日付によると、今年度、高知市内の6校がこれまでの紙パックから瓶牛乳に切り替えた。(01.05.23)

●広島県大朝町の菜の花ECOプロジェクト
中国新聞01年2月6日付コラム「天風録」は、広島県大朝町の住民グループによる菜の花ECOプロジェクトを紹介。休耕田にナタネを植え、 油を搾って学校給食で使用、廃油を精製し、軽油の代替燃料として自動車に利用するプロジェクト。(01.03.05)

●給食残さリサイクルと循環
上毛新聞01年1月12日付では、「ごみ共生への一歩10」の特集記事の中で、東京都北区の学校給食残さを各学校の生ごみ処理機で処理し、 その後、群馬県甘楽町の同町有機農業研究会に送られてからたい肥として完熟させ、有機野菜を生産しているしくみを紹介した。 月2トンのコンポストを無償で受け入れ、同会のメンバーで活用している。北区での月1回、 3カ所のフリーマーケットでの販売と北区の学校給食使用分を合わせると年間400万円ほどの売り上げにもつながっている。(01.01.29)

 

[ 01/12/31 環境関係 ]


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