学校給食ニュース
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時事情報 2003年 環境関係ほか

●愛知県田原市、公用車に学校給食廃油使用
日建産業新聞03年12月2日付によると、愛知県田原市は、学校給食の食用廃油を利用し軽油の代替燃料をつくり、同市の公用車に使用する。 将来は一般家庭からの回収油も使用する見通し。 (03.12.21)

●福島県浪江町、給食残さをたい肥化
福島民友03年10月1日付によると、福島県浪江町では、町内の学校給食センターなどからの生ごみを民間企業がたい肥化し、販売、 地元の有機栽培農家らが栽培したジャガイモ、タマネギが学校給食の食材で利用され、食のリサイクルを循環するとしている。 (03.11.02)

●大阪府豊中市、残食利用のたい肥販売
朝日新聞03年7月7日付によると、大阪府豊中市では、学校給食の生ごみと街路樹等の剪定枝を利用し、たい肥「とよっぴー」を生産、 販売している。1999年に市民、行政、労働組合などで、たい肥化の実験をはじめ、市民が豊中市に事業化を提案、 2002年にたい肥化施設が建設され、稼動をはじめている。豊中市は、2つの学校給食センターがあり、 現在は1カ所21校1万2千食の施設のものを回収。今後、残りの16校分を供給するセンターの分の回収もすすめるとしている。 (03.07.25)

●山形県鶴岡市のエコピッグその後
日本農業新聞03年5月19日付によると、1994年に取り組みが始まり、2000年より学校給食に導入された山形県鶴岡市のエコピッグが、 その後順調に推移している。エコピッグは、鶴岡の学校給食センターから出る残菜を飼料にし、養豚して、 育った豚を学校給食で豚肉として供給するしくみ。山形大学、鶴岡市、JA鶴岡などで推進協議会を設立している。現在、 給食にあわせて各小学校でエコピッグのしくみの授業を、4年生などに行っている。生産現場にでかけたり、出前授業で生産者の話を聞く、 ごみ収集や処理について学ぶなどの授業をしている。学校給食では安いもも肉を扱い、ヒレ、ロースなどは地元生協で販売している。 現在は2戸の農家が飼育し、市内26小中学校薬1万人分の豚肉のほぼ全量がエコピッグになっている。(03.06.25)

●食材納入業者、納入後のごみ回収実態
日本食糧新聞03年4月30日付によると、(社)学校給食物資開発流通研究会のアンケート調査により、学校給食への食材納入業者が、 使用後の容器などのごみをサービスの一環として回収している実態が明らかになった。 調査では回答の56社中約9割の業者が入札条件や発注者等の依頼により持ち帰っている。 (03.05.18)

●岡山県玉野市、給食廃油を燃料化
山陽新聞03年2月28日付によると、岡山県玉野市では学校給食センターの廃油月平均500リットルを軽油代替燃料にリサイクルし、 ごみ収集車2台に使用する。清掃センターに燃料生成装置を導入、総事業費約856万円。 (03.03.30)

 

[ 03/12/31 環境関係 ]


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