学校給食ニュース
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時事情報 2004年 環境関係ほか

●岩手県雫石町、バイオマス発電
河北新報2004年4月22日、化学工業日報4月23日付によると、岩手県雫石町では、小岩井農牧、三菱重工ら4社とともに、 事業会社バイオマスパワーしずくいしを設立し、バイオマス発電事業を行う。学校給食の残さやレストランの食べ残し、 小岩井農場の牛や鶏の排泄物などを発酵、メタンガス化して発電する。同時にたい肥も製造する。操業開始は2006年3月。 (04.05.09)

●千葉県の廃油石けん活動
東京新聞04年4月19日付では、千葉県のNPO法人せっけんの街の理事長にインタビューしている。 千葉県内の約20市町の地区運営委員会メンバーが地域を回り廃食油を回収、我孫子市、白井市、浦安市などでは行政が回収している。 それらを引き取り、石けんにして地域で使用する運動を続けている。工場は柏市に1984年にでき、酒々井町にもつくられている。我孫子市では、 市が回収した廃食油を引き取り、石けんにして市に販売、学校給食現場で使用されている。 (04.05.09)

●横浜市、給食生ごみリサイクル養豚
神奈川新聞04年3月27日付によると、横浜市では、学校給食や社員食堂の調理残さ、生ごみを飼料にした養豚の実験が続けられてきたが、 このほど、「はまぽーく」として出荷された。99年から取り組まれ、03年には市内36小学校の7カ月の生ごみを回収、 横浜市有機リサイクル協同組合が飼料に加工。市内養豚農家13軒が豚の飼料に10~20%配合して飼育した。04年度は、71校 (市内小学校の5分の1)で280トンほどを回収予定、13農家が食品循環型はまぽーく出荷グループを設立して、年2万頭の出荷をめざす。 (04.03.23)

●東京都三鷹市、給食残さで野菜づくり
日本農業新聞04年1月23日付によると、東京都三鷹市では、地元JAと提携し、学校給食残さなどからたい肥をつくり、 市内農家がほうれん草を栽培、学校給食用野菜として無償提供した。エコ野菜地域循環モデル事業として行ったもの。 (04.02.09)

●福島県会津若松市、給食残さで野菜づくり
福島民友04年1月19日付によると、福島県会津若松市では、市民ボランティアが学校給食の残さをたい肥化し、野菜を栽培、 学校給食用野菜として供給する活動を行っている。NPO法人化し、市内全体に活動を広げる予定。 (04.02.9)

 

[ 04/12/31 環境関係 ]


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