神奈川県大和市 廃油リサイクル燃料化
日刊工業新聞06年9月4日、毎日新聞9月12日ほかによると、神奈川県大和市は、3カ所の給食センター、 8小学校調理場の廃油4万リットルを市内の知的障害者授産施設が回収し、精製、BDF(バイオ・ディーゼル・フューエル)として燃料化する。 大和市の塵芥収集車用に利用。
大和市のホームページ等にはこの情報は掲載されていない。(初出:06年9月20日)
大和市
その後、大和市は、BDFの取り組みを積極的に紹介している。
http://www.city.yamato.lg.jp/shuushu/newhp/bdf/bdf.html
それによると、大和市は、ディーゼルエンジン車19台、LPD者19台の塵芥収集車を所有し、そのうち6台をBDF燃料としている。
「この車は使用済みの天ぷら油を燃料として動いています」とPRも欠かさない。
以前、天ぷら油廃油のBDFで動く農機具を見学した際、排気ガスが天ぷら油くさい、おいしいにおいがしていた。
産経新聞06年11月15日の、大和市の取り組みを報じる記事でも、廃棄が天ぷらくさいことを伝えている。機会があれば、
天ぷらのにおいがする塵芥収集車は、教育的な効果も高いのではないだろうか。給食を食べる子どもたちにもぜひ伝えてほしい。
[ 06/12/18 環境関係 ]