学校給食ハンドブック2006発行
全国学校給食を考える会からのお知らせです。
新刊でました。
学校給食ハンドブック2006
「食育ってなに? 栄養教諭、なる・ならない?」
A5版 本文102ページ
頒価800円(送料240円別)
発行:健康情報研究センター
■申込先と申込み方法
全国学校給食を考える会
〒106-0032 港区六本木6-8-15 第2五月ビル2F
e-mail:koho@daichi.or.jp
送付先と冊数を明記してください。
10冊以上の購入で、送料10冊で740円程度(実費)、1冊600円にします。
■内容ともくじ
はじめに 栄養教諭制度を考える
PART1 学校給食と食育基本法
座談:ここが論点栄養教諭、なる・ならない?
栄養教諭になるわけ
栄養士にとどまる理由
制度としての栄養教諭
栄養士としてできること
制度は作れるときに
自分のカリキュラム
Q1. 「食育」ってなんですか?
A. 食に関する7つのポイントを立て直して、心身の健康をつくる取り組みです。
Q2. 学校給食も、食育ですか?
A.もちろんですが、学校給食法との折り合いが必要です。
Q3.企業の食育プログラムを使うときの注意点はなんですか。
A.自分のカリキュラムが作れるかどうかで決まります。
PART2 学校給食の今
Q4.学校給食の「民間委託」ってなんですか?
A.はやりの民営化です。経済的だというのですが問題があります。
file1 給食調理の現場から「民間委託は学校給食となじむのか?」
東京都文京区での民間委託導入事例から検証
file2 子どもの親の立場から「親が給食に期待すること」
自分は大切にされている、と感じられるように
Q5.間委託は経済効率ばかり追いかける恐れはないのですか?
A.コスト削減で「食事」と「えさ」の境目が見えてきました。
file3 給食調理の現場から「先生、これ、岩手の?」
首都圏交流の試み・安全と安心が生まれる
file4 給食調理の現場から「地元の旬を食べよう!」
地産地消の試み・ずっと忘れない味
file5 生産者として「自然のバランスのなかで」
自分自身の手で野菜を育てることの確かさ
Q6. 食育で伝える日本固有の文化ってたとえばどんなことですか?
A.クジラは、ぜひ教材化したいテーマです。
Q7.衛生管理基準で食中毒を完全に予防できますか。
A.過剰防衛で子どもを追い込まないようにしましょう。
Q8.ノロウイルス食中毒とは?
A.小型球形ウイルスから呼び名が変わったのです。食中毒の教材化は急務です。
Q9. アメリカ・カナダ産の牛肉は大丈夫でしょうか?
A.再度輸入禁止!異常プリオンは子どもを狙う新しい危険です。
Q10.遺伝子組み換え食品は、安全ですか?
A.食の安全は歴史的証明です。遺伝子組み換え食品は安全の証明はされていません。
Q11. 給食の献立で、気を付けたい食材はありますか。
A.あります。学校でまちがったことを教えてしまうと訂正がむずかしくなります。
Q12.殺菌に放射線を使うって危なくないですか?
A.食品成分が変わるので、危険です。
あとがき 子どもたちのための給食を願って
[ 06/03/27 投稿 ]