(投稿) 香川県高松市 統廃合でセンター化へ
(投稿)小山紗織さん
以下の記事は、学校給食ニュースにいただいた投稿です。
本人了解の上、そのまま掲載しております。
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私は香川県高松市に住んでいる主婦です。
私の子どもが通学している小学校は、高松市教育委員会の方針により、無理やり学校統廃合されることになりました。小学校3校と中学校2校が
「新設統合校第1小中学校(仮称)」として、県内初の小中一貫校になる予定です。そして、平成21年4月開校に向け、今、
校舎の計画図が作成されているところですが、保護者に配布された計画図案では、給食場がありません。(何のコメントもなく配布されたので、
このことに気づいている人は少ないです)びっくりした私は、平面図を検討している「学校づくり協議会」に聞きに行ったり、
教育委員会に聞いたりしましたが、「審議会で統廃合した後の学校跡地利用として給食センターが提案されているので検討中」
ということがわかりました。そして教育長にも面談し、ぜひ新設校に給食場の設置をと訴え、どのような方針かを聞いたところ、「新設校2校
(平成22年にもう1校、小学校3校を統廃合して開校)はもちろん、
高松市中心部から南部を含むエリアの学校を対象にした給食センターを計画中」と大規模な給食センターの構想を明らかにしました。このことは、
対象となる子どもや保護者には何の説明もなく、水面下ですすめらているのです。
高松市では小学校は自校方式、中学校は近くの小学校から配送する親子方式がほとんどです。1箇所センター方式 (小学校2校と中学校1校対象)でやっているのと、今年1月に5町を合併したのですが、その5町は全部センター方式です。教育長は 「自校方式がいいというのであれば、合併した町の学校に全部給食場を建てなければいけないが、そんな予算はない」と話をすりかえてきました。 口では「子どもたちのことを最優先に考えると言いながら」
私は、教育委員会のやり方ってこんなものかとただただびっくりし、がっかりしています。
高松市の職員も知らないうちに進めているようです。ある給食場の調理員の方は、「学校給食は自校方式が絶対にいいんです」
と言い切っていました。
私の子どもたちはアトピーで(今は直りましたが)、上の子どもは卵除去が必要だったので、
小学校入学の前に学校の栄養士の先生に相談に行ったところ、「完全ではないけど卵なら除去できます。アトピーは直るからがんばりましょう」
と逆に励まされ、みんなと少し違うけど、給食を食べられると親子でないて喜びました。結局6年間除去を続けることになりましたが、
中学校入学時にはアトピーが治り、今では何でも食べられるようになりました。これも学校に栄養士の先生がいて、様子を聞いたり、
こちらから様子を伝えたりすることができたおかげです。クラスでも何でも食べられる子ばかりではないということを理解してもらえ、
担任の先生にも気に掛けていただけました。そんな経験から、学校給食は自校方式がいいと確信しています。
しかし、なにぶん1人の主婦です。何とかしたいけどどうしたらいいのかわからない状況です。
そんな中、このサイトを見つけました。
高松市のこのような状況を全国の人に知ってもらえたらとメールしました。
よろしくお願いいたします。
[ 06/01/19 投稿 ]