投稿 群馬県渋川市のセンター方針に「自校式を守る」運動
投稿 群馬県渋川市のセンター方針に「自校式を守る」運動
匿名でいただきました。
2008年12月に、渋川市教育部は学校給食調理場の整備方針を示しました。
整備方針によると、共同調理場の2箇所の設置、5,500食規模(建設費14億7,700万円)、2,500食規模(9億9,400万円)
を建設し、炊飯は学校給食会に委託し炊飯施設は設けないというものです。しかし市は、保護者らに何の説明もないままに方針を出し、
3月の議会で可決に持ち込もうとしております。市議から連絡を受け、私達保護者は「学校給食の自校方式を守る会」の結成に踏み込み、
子ども達に安心・安全、暖かくておいしい給食を食べさせたいと、署名・請願行動を行っています。
現在渋川市の学校給食は、共同調理場4施設、自校調理場5施設の9箇所で、小中学校27校、
幼稚園1校の役8,000食が調理されています。
自校方式の学校給食は、北橘地区・伊香保地区、小野上地区は親子方式で行われています。センター化は、現在ある共同調理場4施設を廃止し、
2箇所でまかなうという、合理化としか思えないやり方です。
群馬県高崎市では全校に栄養士を配置し、自校方式による完全給食を実施しており、町村合併により高崎市立になった各学校についても、
旧高崎市の学校と同様に、自校方式による学校給食を提供できるよう、計画的に給食室を整備していくとのこと。高崎市では、『高崎しょうゆ』
『高崎ソース』『はるなの梅ジャム』など、地場農産物の活用を積極的に取り入れ、全国的にも高い評価を得ています。
同じ群馬県、規模は渋川市と比較にならないほど大規模な高崎市ができていることが、なぜ渋川市にはできないのか?市の考えに疑問です。
文部科学省の方針でもある食育の重要性、食の安全が脅かされているいまだからこそ、学校給食地元の農産物を取り入れた、
作り手の見える自校方式を拡充するべきです。市、大人の効率ばかりを先行させるのではなく、教育・
食育としての学校給食を実現してもらいたいのです。
2月17日に市への請願に行きました。翌日18日には、地元新聞(上毛)にも取り上げられました。
2月26日に2回目の署名を守る会事務局にて提出しました。
引き続き、運動への応援をお願いします。
[ 09/03/03 投稿 ]