静岡市、1万食のセンターPFI入札へ
■静岡市、1万食のセンターPFI入札へ
静岡市は、2008年7月、南部学校給食センター建て替えに関するPFI方式での入札公告等を公表した。これに先だって、5月には、
要求水準書等を確定している。
南部学校給食センターは、小学校11項、中学校6校の17校を対象に、3300×3献立を想定し、1日1万食(最大12000食)
の大規模センターとなる。供用開始は平成22年9月(2010年)。調理も特定目的会社が行う。ただし、米飯、麺、パン、牛乳は、
財団法人静岡県学校給食会が直接学校に納入する。献立、食材調達、検収は市が行う。
アレルギー対応は、対応者の決定を市が行う。平成19年度は、除去を小学校12人、中学校2人である(魚介、卵、種実、果実、魚卵、
そば および組み合わせ)。米、小麦、牛乳は要求水準書ではカウントされていない。
また、要求水準書では、「食育に関する業務」として、文部科学省(?)「食育推進基本計画」及び「静岡市食育推進計画」(策定中)
に沿った運営を行うこと、リザーブ給食を実施することが上げられている。リザーブ給食は、年1度、12月に小学校6年、中学校3年を対象。
および、学校給食集会等で、市の要請により学校訪問を行うことなどが求められている。
南部学校給食センター建替整備等事業
http://www.city.shizuoka.jp/deps/gakkokyushoku/nanbupfi.html
■静岡市、PFIで1万食の学校給食センター(2008年2月28日)
静岡市は、2006年度に閉鎖された南部学校給食センターの代替として新給食センターをPFI方式で行う方向で、2007年7月に、
PFI導入可能性調査を終えた。日刊建設工業新聞08年1月28日付などによると、年度中に要求水準書を策定・公表する方針。
導入可能性調査報告では、10000食・17校程度(小学校11、中学校6)を予定、2008年度に実施方針好評、特定事業の選定や入札、
事業者の選定を行う、2009年度に建設、2010年2学期より供用開始を予定している。献立、食材、米飯、パン、麺、
牛乳は静岡市の担当で、PFIでは、調理、配送、洗浄、建設等を行う予定。
静岡市
http://www.city.shizuoka.jp/
静岡市学校給食課
http://www.city.shizuoka.jp/deps/gakkokyushoku/index.html
静岡市立南部学校給食センター建替・整備事業
http://www.city.shizuoka.jp/deps/gakkokyushoku/nanbu.html
■2007年5月23日の記事(静岡市PFI方式で学校給食センターを整備検討)
静岡市は、老朽化した南部学校給食センターをPFI方式で整備する方針で検討を行っている。また、(仮称)
両河内学校給食センターの新設整備も検討している。
静岡市
http://www.city.shizuoka.jp/
静岡市平成19年度施政方針
http://www.city.shizuoka.jp/mayor/policy.html
[ 08/07/11 施設設備 ]