大阪府豊中市、学校給食センターの建て替え検討
大阪府豊中市、学校給食センターの建て替え検討
匿名で投稿いただきました。
大阪府豊中市の学校給食は、学校給食センター2カ所と単独校4校で実施されています。
豊中市の給食センターは2カ所とも老朽化が進んでおり、建て替えが緊急課題となっています。
財政状況が大変きびしいとして、なかなか具体的な動きが見られていませんでしたが、ようやく動き出した感じがしています。ただし、
注意すべきことは、きびしい財政状況を理由に民間委託やPFIの導入等ありきで検討が進められる可能性があることです。
学校給食が民間委託やPFIにする理由として、まず人件費の抑制ということがあげられますが、
豊中市ではすでに正規職員の調理員の採用を凍結し、補充は嘱託調理員を採用し、実際に給食調理の貴重な戦力になっています(嘱託調理員は、
公募の上、採用試験を実施し、選考の上採用・配置しています)。そのため、人件費はかなり少なくなっているはずです。
今回の検討委員会には市在住か在勤の人2名を公募し、外部の意見を吸い上げることにしていますが、
その他の構成員はどのようになっているのかは、現時点ではわかりません。
学校給食は教育の一環で実施されていますし、食育の大切さが叫ばれている今の時代に、学校給食の民間丸投げが「流行」
していることに大きな疑問があります。
安易な民間委託や、責任放棄のPFI導入ありきの検討が進められないように、この検討委員会を監視していく必要があると思います。
応募対象に合致する方は、ぜひ応募していただきたいと思います。
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新学校給食センター基本構想検討委員会
▼任期=2007年7月~平成20年3月
▼内容=学校給食センター建て替えの基本構想について検討。会議は年5回程度
▼対象=市在住か在勤・在学の18歳以上の人、2人
▼謝礼=1回9千700円
■申■「豊中市の小学校給食にふさわしい新しい給食センターとは」をテーマに、応募の理由を含めて800字程度にまとめ、住所(在勤・
在学の人は勤務先・学校の名称と住所も)、名前(フリガナ)、年齢、性別、電話番号を書き、
〒561-0807原田中1-10-1学校給食事務所
■電話■6843・9101へ
郵送かファクス■FAX■6841・9041
2007年6月18日(月)必着
(広報とよなか2007年6月号より)
編集注:
該当ページ(広報とよなか)
http://www.city.toyonaka.osaka.jp/toyonaka/seisaku/kouhou/kohotext/200706/html/28-37.html
豊中市
http://www.city.toyonaka.osaka.jp/toyonaka/
[ 07/06/09 投稿 ]