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2013年2月9日(土) アレルギーと学校給食~ 調布の学校給食事故から考える ~
本来、子どもたちの健やかな成長を願って実施されるべき学校給食ですが、現状では合理化による共同調理場・給食センター方式や調理業務の民間委託化等、学校給食の質の向上に反する施策が進んでいます。食材でいえば、農薬や食品添加物を排除できないまま、さらに遺伝子組み換え食品や放射線照射食品が学校給食をとおして子どもたちに忍び寄っています。また、3.11以降、子どもの内部被曝への不安は解消されていません。
そこで、学校給食に必要な基本事項について、定期的に学ぶ機会をつくりました。
学校給食の歴史に学び、食に関する知識を深め、次の世代に運動をつなげるために、学校給食ニュース編集責任者である牧下圭貴さんと学ぶ連続講座を開講しています。
第3回目は調布市での学校給食事故を受けて、近年の動向や過去の事故についてお話を伺います。
今回は、ゲストスピーカーとして、NPO法人アトピッ子地球の子ネットワーク代表理事の吉澤淳さんにお越しいただき、「学校におけるアレルギー対応について、医師や患者が実践していること」について話をいただきます。その後、子ども、学校給食関係者、保護者、市民が共に、今後の学校給食アレルギー対応について意見交換会をします。
■第3回:2013年2月9日(土)10:00~12:30
テーマ「アレルギーと学校給食」~ 調布の学校給食事故から考える ~
■会場:大地を守る会 六本木会議室
東京都港区六本木6-8-15第2五月ビル3階
地下鉄日比谷線・大江戸線「六本木」出口3より徒歩5分
■参加費:500円(資料代を含む)
■主催(申込み・問合先):全国学校給食を考える会
Tel 03—3402—8902 Fax 03—3402—5590
E-mail kyushokuあっとmember.daichi.or.jp(あっとを@に)
■内容(案)
10:00~11:30 学習会
「学校給食におけるアレルギー問題の動向と過去の事故について」牧下圭貴さん
「学校におけるアレルギー対応について、医師や患者が実践していること」吉澤淳さん
11:30~12:30 意見交換「食物アレルギーのある子どもの自立のために」
[ 13/01/08 他のイベント ]
学校給食の震災・原発事故対応緊急アンケート(依頼)
学校給食ニュース編集責任者の牧下です。栄養教諭・学校栄養職員、調理員の方にお願いがあります。まもなく発行する紙版「学校給食ニュース」2013年3月号にも同封しているのですが、アンケートを募集しています。
このアンケートは、全国学校給食を考える会の協力を得て、牧下個人が皆様にお願いするものです。ワード形式のファイルになっていますので、ダウンロードして、書き込み、回答専用メールアドレスにてご返答ください。締め切りが短く2月10日としています。
大変恐縮ですが、ご協力いただければ幸いです。
ダウンロードファイル(40KB) 201302web.doc
■アンケート趣旨■
東日本大震災からまもなく2年になります。地震・津波による被災・被害に加え、東京電力福島第一原子力発電所事故により、放射能汚染が起きたことは、子ども達の安全、信頼、教育にとって大きな影響を与えています。
学校給食も様々な影響を受けています。今も、学校給食を、より安全で、信頼を得て、あらためて食育に結びつけようと、日々の努力があると思います。
一方で、放射能汚染に対する取組みは、子ども達への教育、学校給食をはじめとする食において今後数十年にわたって続けなければいけません。ようやく今、そのスタートラインにあるのだと思います。
このたび、「学校給食と放射能汚染」について、保護者、学校関係者、学校給食関係者、生産者、行政関係者向けに短い本を出版することとなりました。そこで、あらためて皆様が東日本大震災、東京電力福島第一原子力発電所事故とその後の対応をどのようにされたのか、自治体の対応、皆様のお考えをお聞かせいただき、より提案力のある本にしたいと思います。
ぜひご協力ください。
なお、いただいた内容は基本的に匿名で、出版および学校給食ニュース発行関連以外の目的には使用しません。
市町村、都道府県名等差し障りがある場合、お書き添えください。
その場合で、事例として取り上げる際には、関東地方、九州地方などのおよそのブロックで表現します。
また、追加の取材のため、可能ならば連絡先等をいただければ幸いです。
[ 13/01/26 他のイベント ]