学校給食ニュース

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愛知県津島市、学校給食センター計画白紙に

■愛知県津島市、学校給食センター計画白紙に
08年6月の第2回津島市議会で、予定していた学校給食共同調理場のPFI方式での移転新築については、土地取得等の理由から白紙撤回し、 「調理方式を含めましてPFI方式、自校方式、外部委託等々を含めまして総合的に検討してまいりたい」と市長が答弁した。
津島市議会会議録
http://asp.db-search.com/tsushima-c/dsweb.cgi/

 

■愛知県津島市、学校給食センターにPFI整備を検討(08年7月11日記事)
愛知県津島市は、学校給食共同調理場建て替え事業として、平成22年度実施を目標とし、導入調査業務を平成16年度に行っている。また、 平成20年度にはPFIアドバイザリー契約を予定している。

津島市
http://www.city.tsushima.lg.jp/

学校教育課
http://www.city.tsushima.lg.jp/public_html/out_oshirase.php?oid=40&pid=447

[ 09/02/01 施設設備 ]

長野市、大規模センターで2週間、おかず供給中止

■長野市、大規模センターで2週間、おかず供給中止
長野市の第1学校給食センターで、調理員ら25人がノロウイルスに集団感染し、おかずの提供が中止された。 1月7日に複数の調理員が体調不良を訴え、8日よりおかず提供を中止、その後検査によってノロウイルスの感染が確認されたもの。副菜を除く、 主菜と汁物の2品提供が1月21日に再開された。(産経新聞09年1月11日付、信濃毎日新聞09年1月16日付、 毎日新聞09年1月22日付)
信濃毎日新聞09年1月17日付によると、長野市教育委員会は、 今回の事例以前から新センターの計画をしており4センター各8000食未満を考えているが、自校方式は「非現実的」としている。 文部科学省学校健康教育課は「規模が大きい分、リスクは高い」としている。
長野市には7つの学校給食センターがあり、第1学校給食センターは小学校19校、中学校6校約1万2千食規模を調理。主食(ご飯、パン、 ソフト麺)は外部委託で学校へ直送。1987年移転新築。
第2学校給食センターは小中学校21校約8500食で比較的新しい2003年改築。
第3学校給食センターは小中学校23校、約1万2千5百食規模で1979年開設。
他の4つは、110から1000食規模。
長野市
http://www.city.nagano.nagano.jp/

長野市給食センター
http://www.city.nagano.nagano.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=9111

 

[ 09/02/01 衛生管理 ]

愛知県刈谷市、学校給食センターの移転新築

■愛知県刈谷市、学校給食センターの移転新築
刈谷市は、老朽化した第二学校給食センターを移転新築する。調理能力は12000食。
「刈谷市集中改革プラン」平成21年1月改定によると、同センターの移転新築にともない、調理の民間委託を行う。
(初出、08年5月1日付け記事を改定)

愛知県刈谷市
http://www.city.kariya.lg.jp/
刈谷市集中改革プラン
http://www.city.kariya.lg.jp/ct/other000002000/shukaiplan1804.pdf

 

[ 09/02/01 施設設備 ]

宮城県大崎市、センター計画

大崎市は、2008年6月に学校給食基本構想を決定した。また、学校給食基本計画素案を08年9月に公表、 パブリックコメントを行った。それによると、現在2センター、31自校方式(一部補食方式)で実施しているが、今後、 主にセンター方式への統一を目指すとしている。合わせて調理の民間委託化、パート化もすすめる。

学校給食基本構想(08年6月)
http://www.city.osaki.miyagi.jp/annai/plan/download/gakko_kyushoku_kihon_koso.pdf

大崎市学校給食基本計画(素案)(08年9月現在)
http://www.city.osaki.miyagi.jp/day/download/kyushoku_kihonkeikaku.pdf

「大崎市学校給食基本計画(素案)」 に対するパブリックコメントの実施結果について
http://www.city.osaki.miyagi.jp/annai/public/download/gakko_kyushoku_kihonkeikaku_soan.pdf



■08年2月28日の記事
宮城県大崎市は、平成20年度施政方針で、(仮称)大崎南学校給食センターは10月に建設開始、平成21年(2009年) 7月に竣工を目指すとした。また、学校給食の基本構想、基本計画は、センター方式を時期に、9月に基本計画の答申を受けるとしている。
大崎市平成20年度施政方針
http://www.city.osaki.miyagi.jp/annai/mayor/shiseihoushin/02.html



■2007年10月24日の記事
大崎市HP、河北新報07年10月5日付等によると、2006年3月に新設合併して誕生した宮城県大崎市では、 学校給食センター整備をめぐり混乱が起きていた。
大崎市は、古川市、遠田郡田尻町、志田郡三本木町、志田郡松山町、志田郡鹿島台町、玉造郡岩出山町、玉造郡鳴子町の1市6町が合併して誕生。 公立小中学校は44校あり、学校給食は自校方式、センター方式が混在し、1中学校のみが未実施の状態であった。
「大崎市集中改革プラン」(平成19年7月)では、
「現在、大崎市南東部地域を対象とした(仮称)大崎南学校給食センターの整備を計画中であり、その推進を図ると共に、 地産地消の充実を図りつつ、調理業務の民間委託、調理員のパート化を引き続き推進する」
「学校給食事業の運営については、自校方式(学校に給食室を併設)又はセンター方式の2方式で実施しており、 調理業務についてもパート職員の活用、調理業務の民間委託等を推進し経常経費の適正化に努めている」
として、学校給食未実施の三本木中学校を中心とした学校給食センターの新設を計画していた。 隣接する松山地域も新設センターでの調理を計画していたが、同地域は自校方式であり、 議会でも自校方式からセンター方式への切り替えについて食育の逆行として質問があげられ、センター計画は、三本木地区のみと縮小されていた。 その後、9月市議会で三本木地区のみのセンター設計委託料を可決しつつ、同時に、別のエリアも含めた供給の再検討と、 三本木中への別の給食施設からの一時的な供給などを求める付帯決議をつけていた。センター計画が混乱したため、市長が 「学校給食センター推進室」を市教委に新設し、現在の計画等を白紙撤回、あらためて検討しなおすこととなった。

大崎市
http://www.city.osaki.miyagi.jp/

 

[ 09/02/01 施設設備 ]

大阪府豊中市、新センター設備検討

■大阪府豊中市、センター建設に向けた動きが本格化
豊中市教育委員会は、08年4月に「(仮称)豊中市新学校給食センター基本構想」を発表した。 その後学校給食センター建て替え検討委員会等を行い、食数、規模、運営等を検討している。現段階では、 2万食を超える1センター統合は現実的でないとの方向性。2センターであれば、各1万食規模となる。

(仮称)豊中市新学校給食センター計画
http://www.city.toyonaka.osaka.jp/top/kosodate/gakkou/kyushoku/kyusyokucenter_plan/index.html

●08年1月31日の記事 大阪府豊中市、新センター構想を年度中にまとめる
大阪府豊中市は、平成19年7月から「(仮称)豊中市新学校給食センター基本構想検討委員会」を設置し、平成19年10月に「(仮称) 豊中市新学校給食センター基本構想の提言(中間報告書)」をまとめた。さらに、教育委員会が、平成19年12月に、「(仮称) 豊中市新学校給食センター基本構想(素案)」をまとめ、パブリックコメントを受け付けた。
この新学校給食センター構想は、現在の2センターの統合新設を想定したものである。
現在の原田学校給食センターと服部学校給食センターは、それぞれ、13,199食(21校)、8,082食(16校)を供給しているが、 昭和45年、51年に建設され、老朽化、ウエットシステムや2時間喫食の未達などの課題を抱えている。これを移転新築して、 衛生管理や2時間喫食などの課題を解決したいとしている。
検討委員会の中間報告書では、現在のアルミ食器から陶磁器食器への移行を求めている。ただし、「低学年では軽量な食器、高学年は陶磁器食器」 などの記述もある。一方、教育委員会の「基本構想(素案)」では、成長段階に応じて工夫するのみの記述となるなど、 具体的な記述が少なくなっている。
建設方式や運営方法などについての具体的な記述はどちらにもなく、今後検討されることとなっている。

本件については、2007年6月、学校給食ニュースにPFI方式等を危惧する投稿が寄せられている。

大阪府豊中市、学校給食センターの建て替え検討
http://gakkyu-news.net/jp/070/079/post_269.html

大阪府豊中市
http://www.city.toyonaka.osaka.jp/toyonaka/

(仮称)豊中市新学校給食センター基本構想(素案)に対するご意見の募集について(終了)
http://www.city.toyonaka.osaka.jp/toyonaka/kyoiku/kyoiku2/M141_kyushoku/pubcomme/index.html

 

[ 09/02/01 施設設備 ]

2月号掲載、全国集会詳細です。

2009学校給食全国集会
「学校給食を通して食の安全と信頼をつくろう」

原油価格の乱高下、世界の穀物需給が厳しくなる中で、食品の値上げが相次ぎました。秋には、世界的な経済不安も起こり、 さらなる生活の厳しさが現実になろうとしています。その一方で、食の安全性や信頼をおびやかす事件や事故が収まりません。2008年秋には、 農水省が食用にできない汚染米の販売を見過ごしていたという衝撃的な事件も起こりました。そのほかにも、中国産ギョウザの農薬事件や、 メラミンを入れた乳製品などの事件などが起きています。
学校給食も経済の影響、食の安全性についての影響を受けており、食材の選定、献立作成、調理の苦労がたえません。
2009年4月には、改定学校給食法が施行されます。新たな学校給食実施基準、衛生管理基準と、 食育や地場産の関わりなど課題や取り組むべきテーマも山積しています。民間委託、PFIによるセンター整備など合理化の動きもあります。
今、学校給食は何を目指すべきか、何ができるのか、考える集会です。

日時:2009年3月20日(金・祝)  12:00~16:00
場所:社会文化会館・三宅坂ホール(東京都千代田区)

交通:永田町駅(有楽町線、半蔵門線、南北線)、国会議事堂前駅(丸の内線、千代田線)
参加費:1000円 申し込みの必要はありません。直接お越しください。
主催:学校給食全国集会実行委員会(自治労、日教組、日本消費者連盟、全国学校給食を考える会)

プログラム
11:30 受付
12:00 開会挨拶・基調報告
12:15 文部科学省交渉報告
12:30 最新トピック報告
法改定から見えたこと
13:30 事例報告・意見交換
16:00 終了

午前中、映画「今、学校給食が危ない!」(1986)を上映します。
主催:全国学校給食を考える会・入場無料

 9:00 受付開始
 9:30 映画「今、学校給食が危ない!」
    ~上映コメント付き(全国学校給食を考える会副会長・野田克己)
10:20 シンポジウム(11時までには終了)

チラシは  2009学校給食全国集会3月20日 からダウンロードできます。

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2月号掲載しました。

09.02 ダウンロード (会員のみ)
学校給食実施基準が改定されました
2009年度予算案にみる食育・学校給食政策
学校給食実施基準が改定されました
平成20年度版食育白書から

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(106-0032) 東京都港区六本木6-8-15 第二五月ビル2階
TEL 03-3402-8902 FAX 03-3402-5590

[ 09/02/03 最新情報 ]

2009学校給食全国集会3月20日

2009学校給食全国集会
「学校給食を通して食の安全と信頼をつくろう」

原油価格の乱高下、世界の穀物需給が厳しくなる中で、食品の値上げが相次ぎました。秋には、世界的な経済不安も起こり、 さらなる生活の厳しさが現実になろうとしています。その一方で、食の安全性や信頼をおびやかす事件や事故が収まりません。2008年秋には、 農水省が食用にできない汚染米の販売を見過ごしていたという衝撃的な事件も起こりました。そのほかにも、中国産ギョウザの農薬事件や、 メラミンを入れた乳製品などの事件などが起きています。
学校給食も経済の影響、食の安全性についての影響を受けており、食材の選定、献立作成、調理の苦労がたえません。
2009年4月には、改定学校給食法が施行されます。新たな学校給食実施基準、衛生管理基準と、 食育や地場産の関わりなど課題や取り組むべきテーマも山積しています。民間委託、PFIによるセンター整備など合理化の動きもあります。
今、学校給食は何を目指すべきか、何ができるのか、考える集会です。

日時:2009年3月20日(金・祝)  12:00~16:00
場所:社会文化会館・三宅坂ホール(東京都千代田区)

交通:永田町駅(有楽町線、半蔵門線、南北線)、国会議事堂前駅(丸の内線、千代田線)
参加費:1000円 申し込みの必要はありません。直接お越しください。
主催:学校給食全国集会実行委員会(自治労、日教組、日本消費者連盟、全国学校給食を考える会)

プログラム
11:30 受付
12:00 開会挨拶・基調報告
12:15 文部科学省交渉報告
12:30 最新トピック報告 法改定から見えたこと(学校給食ニュース編集責任者 牧下圭貴)
13:30 事例報告・意見交換
16:00 終了

集会案内チラシ(PDF  223.2 KB) ←ダウンロードしてください。

午前中、映画「今、学校給食が危ない!」(1986)を上映します。
主催:全国学校給食を考える会・入場無料

 9:00 受付開始
 9:30 映画「今、学校給食が危ない!」
    ~上映コメント付き(全国学校給食を考える会副会長・野田克己)
10:20 シンポジウム(11時までには終了)

[ 09/02/18 集会案内 ]


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