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全国学校給食甲子園について
北海道 佐藤さと子さんから
はじめまして。
私は中学生の子どもをもつ親です。
時々ホームページを拝見させていただいております。
先日、全国学校給食甲子園というのがありましたがご存知ですよね。
地場産のものを取り入れた給食など指向を凝らしているようだったのでおもしろい取り組みだと思い、
全国学校給食甲子園のホームページを見ました。
しかし、読んでいるうちに疑問がでてきました。
たとえば、産地が近ければそれだけでいいのでしょうか。
農薬や化学肥料、それらの空中散布などの問題はどうでしょうか。
また、添加物やアメリカ産牛肉は?
遺伝子組み換え食品は?
食器は?
・・・・と親にとってはもっとも気になることが何も見えてきません。
しかも、協賛は味の素やロッテ、理研をはじめなぜか電力会社が顔を並べています。(協賛金が必要)
なんとなく、不安な気持ちになりこちらのホームページに何か載っていないかな・・と開きました。
もし感想をお聞きできたら嬉しいです。
貴ホームページにでも意見などが書き込まれるといいと思うのですが。
それから、北海道は来年から全道全ての学校のパンが道産小麦になります。繰り上げです。
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編集注
全国学校給食甲子園のホームページ
http://www.kyusyoku-kosien.net/
[ 06/12/01 投稿 ]
【全国集会日程変更】3月10日(土)へ
【2007学校給食全国集会開催日程が変更になりました】
日程、時間、場所等が変更となりました。
詳細は追ってご連絡します。
日時: 2007年3月10日(土) 午後12時~16時
場所: 日本青年館中ホール(東京都新宿区霞ヶ丘町7番1号)
すでに予定等を入れられている方々、申し訳ありません。
取り急ぎ、日程の変更をお伝えします。
本件については、各主催団体(日本教職員組合生活部、全国自治団体労働組合現業局、日本消費者連盟、全国学校給食を考える会)
にお問い合わせください。
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学校給食ニュース紙版11月号を掲載しました。印刷の方はこれからなので郵送でのお届けはいましばらくお待ちください。
購読会員の方は、下のダウンロードからPDFでダウンロードすることができます。
06.11 ダウンロード
輸入食品を考える1 福岡市で中国産冷凍きぬさや残留農薬検出
輸入食品を考える2 未承認遺伝子組み換え作物があいついで流通発覚
資料 福岡市の調理員の取り組み 調理現場からの食育へのアプローチ
購読の案内はこちらです
http://gakkyu-news.net/jp/000/002/post_6.html
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注目してほしい記事
【農薬・添加物など】
放射線照射スパイス・
ハーブを認可する動きが高まっています 06.07.14
【取材メモ・リンク】
学校給食関係都道府県状況調査一覧表
06.07.02
事例報告や投稿をいただいています
【投稿】 網走市立潮見小学校での
『おにぎり隊』の実施について 06.09.06
【食教育】 ■資料■ 福岡市の調理員の取り組み
06.09.06
【投稿】 島根県安来市中学校の給食について
06.09.04
【食教育】 ■資料■山形県米沢市2005年第三回学校給食フェア報告書
06.08.13
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昨年までの学校給食ニュースホームページの更新は終了しています。(まもなくサイトをとじます)
リンクはこのページ、http://gakkyu-news.net/jp/
にお願いします。(ご自由にどうぞ。連絡は不要です)
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desk@gakkyu-news.net です。
スパムメール防止のため、@ の字は全角文字で掲載していますので、@
を半角文字に変えてから送信してください。
古いメールアドレスは、まもなく使用できなくなります。ご了承ください。(スパムが多いため、古いメールアドレスは廃止しました)
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学校給食ニュースでは、皆様からの投稿、情報提供をお待ちしております。
匿名・ペンネーム(ハンドル)でも構いません。また、掲載・非掲載のご要望にも応じます。
[ 06/12/01 最新情報 ]
読売新聞による給食費滞納調査
読売新聞社、05年度の給食費滞納全国調査を行うhttp://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20061127ur02.htm
記事によれば、全国で18億円を超える滞納があり、0.53%に相当するとしている。別の記事では、
文部科学省が全国調査を行うと報じている。
[ 06/12/18 給食運営 ]
千葉県浦安市、鶏肉の産地偽装について業者を告発
千葉県浦安市、鶏肉の産地偽装について業者を指名停止
http://www.city.urayasu.chiba.jp/a012/b002/d00501294.html
千葉県浦安市教育委員会は、学校給食の生肉を国産に指定し、産地証明書等を業者に添付しているが、
2006年7月の学校給食で使用した鶏肉について、ブラジル産鶏肉を国産と偽って業者が納入したとして、指名停止処分にした。
毎日新聞06年12月1日付によると同事件で業者を県警に告発。1236kgを小中学校25校で使用。動機について、
安く落札しすぎたためと報じている。
市のニュースリリースに寄れば、安全性は確認しているとしている。
食材の由来については、産地と直接提携する以外には、証明書をとる、取引業者を信用するということになる。今回の業者のような「偽装」
行為は犯罪であり、論外であるが、その背景に競争入札による価格優先の体制や、学校給食費の問題、あるいは、
食材の購入体制の問題などもある。食材は安全だけでなく、その食材を通じて、
子どもに生産や流通などについて教育する教材としての機能もある。どのような食材を扱うかについては、安全性、価格にあわせ、
教育的側面も重視したいものである。
[ 06/12/18 食材など ]
神奈川県大和市 廃油リサイクル燃料化
日刊工業新聞06年9月4日、毎日新聞9月12日ほかによると、神奈川県大和市は、3カ所の給食センター、 8小学校調理場の廃油4万リットルを市内の知的障害者授産施設が回収し、精製、BDF(バイオ・ディーゼル・フューエル)として燃料化する。 大和市の塵芥収集車用に利用。
大和市のホームページ等にはこの情報は掲載されていない。(初出:06年9月20日)
大和市
その後、大和市は、BDFの取り組みを積極的に紹介している。
http://www.city.yamato.lg.jp/shuushu/newhp/bdf/bdf.html
それによると、大和市は、ディーゼルエンジン車19台、LPD者19台の塵芥収集車を所有し、そのうち6台をBDF燃料としている。
「この車は使用済みの天ぷら油を燃料として動いています」とPRも欠かさない。
以前、天ぷら油廃油のBDFで動く農機具を見学した際、排気ガスが天ぷら油くさい、おいしいにおいがしていた。
産経新聞06年11月15日の、大和市の取り組みを報じる記事でも、廃棄が天ぷらくさいことを伝えている。機会があれば、
天ぷらのにおいがする塵芥収集車は、教育的な効果も高いのではないだろうか。給食を食べる子どもたちにもぜひ伝えてほしい。
[ 06/12/18 環境関係 ]
イギリスでジャンクフードのCM規制へ
中国新聞06年11月18日付によると、イギリスの情報通信庁(OFCOM)は、16歳未満を対象にしたテレビ番組等で、脂肪分、
塩分、糖分が一定の基準を上まわる食品についてはCMの規制を行うという決定をくだしたと報じた。
以下、英語のリンク
OFCOM http://www.ofcom.org.uk/
New restrictions on the television advertising of food and drink
products to children(06年11月17日)
http://www.ofcom.org.uk/media/news/2006/11/nr_20061117
これにより、イギリスの放送局は、大きな広告収入を失うことになる。これは、テレビ広告が脂肪分、塩分、
糖分を多く含むいわゆるジャンクフードの宣伝を行い、
それにより子どもの肥満症などへの影響をもたらしているという調査と判断があったものである。
画期的な決定であり、近年、学校給食のあり方や食と子どもたちの健康について関心が高まっているイギリスらしい決定でもある。
日本でも、終日さまざまな食品のCMが流され、そのなかには、明かに脂肪分、塩分、糖分が高い食品、飲料のものが多く流れている。
このような商業優先で、子どもの健康への配慮に欠けたCMに対する規制は日本でも検討、実現可能であろう。
そういう運動が必要なのではなかろうか。
[ 06/12/18 その他 ]
島根県益田市、学校給食センターの建て替えにPFIを検討
■島根県益田市、学校給食センターの建て替えにPFIを検討
平成20年3月31日に、益田市学校給食あり方検討会の答申を出し、PFIによる学校給食センター整備について、
1 「食文化」を啓発し「食育」を推進できる施設整備であることを求めます。
2 早急に学校給食衛生管理基準に適合した施設整備(移転新築)を実施すべきです。
3 PFI手法の導入にあたっては、財政的な検証、事業の課題解決と将来の給食のあり方を見据えていくことが必要です。
4 PFI手法の適切な活用について、行政で綿密に整理・調整されることを要望します。
また、PFI手法を積極的に推進する意見、懸念される問題点等からPFI手法について明確に反対する意見もありました。
とまとめている。
益田市教育委員会
http://www.iwami.or.jp/masudaed/
益田市学校給食あり方検討会
http://www.iwami.or.jp/masudasi/top/kurashi/map/kyusyoku%20Intenet/arikata_kenntoukai/arikata_kaigi/arikata_1.html
益田市立学校給食センター(仮称)建設事業に係る整備手法調査業務 報告書【概要版】について
http://www.iwami.or.jp/masudaed/iinkai/topikusu/pfipropo/houkokusyo.htm
■島根県益田市、学校給食センターの建て替えにPFIを検討(2006年12月18日付情報)
益田市は、仮称の益田市立学校給食センターの建設計画をPFIで行う可能性調査のための公募プロポーザルを実施する。 食数は1日5千食を予定。食物アレルギーに対する給食提供も含む。今後、調査業務を受託した企業が、 PFIを含めた事業の可能性について検討し、その調査を受けてPFI導入を行う予定である。
益田市
http://www.iwami.or.jp/masudasi/
島根県益田市は、2005年11月1日に益田市・美都町・匹見町が合併した。
益田市立学校給食センター(仮称)建設事業
PFI導入可能性調査業務委託公募型プロポーザルの実施について
http://www.iwami.or.jp/masudaed/iinkai/topikusu/pfipropo/pfipropo.htm
[ 06/12/18 施設設備 ]
宮城県仙台市、PFIで給食センター整備
宮城県仙台市、PFIで給食センター整備
仙台市は、新野村学校給食センター整備事業のPFI受託企業を選定した。
老朽化した野村学校給食センターに変えて整備する。現在の小学校15校、中学校8校約1万食を、小学校18校、
中学校8校の約11000食の施設とする。平成20年度からの稼働を予定。米飯施設は設けない。アレルギー対応は行う。
献立と食材調達などは仙台市が行い、建設、保守、調理、配送等は、受託の特定目的会社が行う。
仙台市
http://www.city.sendai.jp/
新野村学校給食センター整備事業
http://www.city.sendai.jp/kyouiku/kenko-k/nomura-kyusyoku/index.html
[ 06/12/18 施設設備 ]
兵庫県たつの市、給食センター方式で3中学校の給食実施方針
兵庫県たつの市、給食センター方式で3中学校の給食実施方針
日刊建設工業新聞06年11月10日によると、兵庫県たつの市は給食未実施の3中学校を新築センター方式っで行う方針を示した。
たつの市は現在2センターが稼働しており、ひとつは、5小学校1中学校、もうひとつは、2幼稚園、2小学校、1中学校に給食を供給している。
兵庫県たつの市
http://www.city.tatsuno.hyogo.jp/
[ 06/12/18 施設設備 ]